子育てをしていると必ず、育児が辛いと感じることがあるでしょう。
思うように子育てがいかずイライラとストレスが溜まりそれが爆発して子どもの前で涙を流して泣いていたと言う経験がある人も多いのです。子育てをする中で育児ストレスやイライラを軽減していく事が大切です。
先輩ママたちの涙の子育て体験なども参考にしていきたいと思います。
この記事の内容
1.子育て中のイライラやストレスは誰にでもある?
子育てをしていると子どもが思うように動いてくれなかったり、ママの言う事を聞いてくれない、何をやっても泣き止まない・・・毎日のようにママは子どもを怒鳴りっぱなし。
どうする事も出来ず、イライラとストレスが溜まる一方。
「何で言う事を聞いてくれないの?」「どうしたらわかってくれるの?」「ミルクをあげてもオムツを変えても泣き止まない」溜まりにたまった子育てのストレスやイライラが抑えられなくなって自然と涙がこぼれていたなんて事も・・・子育て中のイライラやストレスを感じているママたちはたくさんいます。
子育てにイライラやストレスを感じている時ってすべてに対してマイナス思考に考えがちになってしまいます。「何で自分だけ?」「自分は子育てに向いてないのかもしれない」「子どもを育てる自身がなくなりそう」と子育てに対してだけでなくママとしても失格なのではないかと大きく考えてしまうのです。
子どもと一緒に外出して周りのママたちを見ると、子育てを楽しそうにしているように見えたり、育児に対しての悩みやストレスなど一切なさそうに子どもと楽しそうに関わっている姿を見ることによって余計に落ち込み、自分の子育てのやり方が間違っているのではないかと感じてしまう事もあります。
しかし子育てをしているママたちは育児に対する悩みやストレス、子育てのイライラを大抵は経験しています。子育てをしていての壁は誰にでもあります。
全てママの思い通りに行動してくれたり、言う事を聞いてくれる子どもはまずいないでしょう。そのようなお利口さんな子どもだったら子どもの方がストレスが溜まってしまいます。
「ママのストレスが溜まるから泣くのを我慢する」「抱っこしてほしいけどママがイライラしたら大変だから言わないでおこう」と小さい子どもが親の感情まで気を遣う事はありませんよね。
ほとんどの子どもは抱っこしてほしい時には泣いて抱っこと訴えたり、わがままを言ったりして親を困らせる事もあるでしょう。純粋に自分の感情をママやパパに出してアピールすると思います。
2.イライラやストレスの原因を探そう
子育てをしていて何がイライラやストレスの一番の原因になっているのかを自分で知っておくだけでも、子どもと関わっていく上で参考にもなりストレス軽減につながっていくと思います。
「自分は子どもが泣くときに泣き声でイライラが増しストレスになることがよくある」
「子どもが思い通りに言う事を聞いてくれない時に辛く涙が出そうになる」
イライラやストレスが溜まりやすい原因を探しておくことで、その時の対処方法を考えておくことができます。
イライラやストレスの原因が分かり対処方法を考えておけば、子育てをしていてもママの気分が少し楽になるはずです。
子どもが泣きわめいていても慌てることなく落ち着いて子どもに対処することができる・・・イライラしたり育児のストレスが減ると言うことに繋がってくると思います。
子育てでママがイライラやストレスがたまる原因の一つに子どもの反抗期や言う事を聞いてくれない事があげられます。
反抗期や言う事を聞いてくれない子どもへの対処の方法として、子どもに優しく言葉かけをしたり、子どもの目線に立って物事を考える事も子育てをする上で大切ですが、ママのイライラやストレスがたまっている時って、分かっていても頭がカッとなっていて中々優しい言葉で子どもに接することが難しいですよね。
子どもがわがままで泣いていたり、思うようにいかなくて騒いでいる時であれば、時と場合によっては子どもを少し泣かせておいて落ち着くまで様子を見るのも一つの手段だと思います。
もちろん子どもの泣き声でママのイライラやストレスが余計にひどくなるのであればこれは逆効果ですが、ちょっと時間をおいて、子どもの様子を見ることによってママも少し落ち着くことができたり、冷静になる事ができます。
子どもを頭ごなしに怒鳴ってしまったり、子どもの顔を見てイライラすることが少し治まるかもしれません。
子育てでイライラやストレスがあるのは自然な事ですが、それを子どもにぶつけたり、感情的になって爆発させてしまっては子どもにとっても逆効果になってしまいます。
毎回のように子どもに当たっていると子どもがママの顔色を伺うようになってしまったり、思っている事や考えた事を素直に表現できず心に溜めてしまうこともあります。「
ママは怖い人」と子どもの中でならないためにも、子育てでのイライラやストレスは心の中で溜めないでどこかで吐き出したりストレス解消をするようにしましょうね。ママのイライラやストレスが軽減すれば、気分も楽に子育てできるでしょう。
3.子育ては辛いもの?涙を流して泣くことで気分もすっきり
子どもが生れてくる前は、「赤ちゃんがお腹の中から出てきたらおそろいの洋服を着て、家族で手をつないで仲良く公園に行って〜」「子どもと関わる時間をたくさん作ってスキンシップをたくさんとって・・・」と喜びと幸せから、夫婦でニコニコしながら赤ちゃんが産まれてきてから子育ての事までいっぱい考えていたでしょう。
子どもが産まれる前って不安は大きいけれど、これからの産まれてくる子どもと出会えることの喜びや期待の方が大きいですよね。
しかし赤ちゃんが産まれてくるとすぐに予想以上の大変さに突き当たるのです。
現実の子育ては楽しいことだけではありません。産まれてすぐは、夜中に授乳やおむつの交換にママは何度も起きなければなりません。最初のうちは可愛い我が子のためと思って、夜中に起きるのも辛くないのですが、それが1年以上も続くとなるとママも疲れてしまう事があり、日中も家事や育児に大忙しで、子どもが寝ていたり落ち着いて遊んでいる間に夕食の支度や洗濯物をたたんだりやることがたくさんあります。子どもと一緒にお昼寝・・・なんてママは少ないのではないでしょうか?
「専業主婦のママは子どもと一緒にいるだけで自由な時間も多いし、気が楽」と思っている男性も中に入るでしょう。しかし私は子育てをしている専業主婦のママもとても大変だと思っています。一日中ずっと子どもと一緒にいることは想像以上に疲れると感じています。
子どもと関わる仕事をしている私ですが、やはり子どもとずっといることは疲れます。精神的にも体力的にもハードです。楽しいことや嬉しい事はもちろん多くありますが、子どもがとっても大好きな私でも、子どものお世話をするって大変と感じる瞬間があります。
子育てをしているママをとても尊敬してしまいます。24時間ずっと一緒ですからね。
子どもも大人と同じように一人の人間なので、小さくても自分の感情をしっかり持っています。
大人であれば自分の思っている事を言葉に出して伝えることができますよね。しかし小さい子どもはまだ喋れない事から「抱っこしてほしい」「おむつを替えてほしい」「お腹が空いた」など自分の感情を泣いてママに訴えたり、ご機嫌が悪くなったりと、言葉ではなく全身で表します。
子育てをしているママ達は抱っこしたり、機嫌をとったりしながら子どもの感情をしっかりと見てお世話をしてあげるのです。時には抱っこしても、ミルクをあげても泣きやまないことだってあるでしょう。子育てを頑張っているママたちも子どもの心、全てがわかるわけではありません。
「どうして泣き止んでくれないの?」「何で言う事聞いてくれないの?」とイライラしたりストレスが溜まって涙が出てくることもありますよね。
子育てに息が詰まって気づいたら涙が溢れてきた、イライラとストレスから涙が止まらない。きっとママが子育てを頑張っている証拠です。子育てにいっぱい悩み、辛いと感じたり、子どもに怒ったりするのは愛おしい我が子だから全力で育児に励んでいるのでしょうね。
「ママなんだから子どもに涙を見せたらダメ!」と言う事はありませんよ。子どももママの涙を見て「どうしたの?」と声をかけてきたり、抱き着いてきたりと何か感じることがあるでしょう。子どもが泣くのと同じでママも泣きたいときには涙を見せて泣いてもいいのです。
涙を流すことで気分もすっきりしてイライラやストレスもどこかに吹き飛んでいく事でしょう!その後、また子どもに笑顔で明るく接することで、子育ても頑張れるでしょう。
4.子育てのイライラとストレス解消法
子育てにイライラとストレスは付きものです。
誰だって子育て中は何かしら悩みやストレスを抱えているはずです。子どもが大きくなるまで子育てに悩まず、苦労もせず全てうまくいったと言う人は聞いたことがありませんよね?みんな子育てをしていると子どもの反抗期やイヤイヤ期、思春期などで壁にぶつかることがあります。
子どもがちょっと大きくなり、思春期を迎えた時期になると、子どもと門限や勉強のことなどでトラブルになり、親子で言い合いになる事だってあります。子どもはいくつになっても親からしたら可愛い子どもです。ついつい子どもが大きくなっても心配で口をはさんでしまうのが親です。
子どもが小さいうちは手がかかる事で子育ての大変さや子どもが言う事を聞いてくれない事でママがイライラし、ストレスが溜まっていたのが、子どもが大きくなると親への反抗的な態度や言葉にママのイライラとストレスが出てくるでしょう。
ずっと心の中にイライラやストレスを残したまま、子育てを続けてしまうといつか溜まったストレスが大爆発して自分を抑えられなくなってしまうこともあります。
その為にも日頃から子育てのイライラとストレスを溜めないようにしていく事が必要です。
ちょっとした事でもストレスが溜まりやすい人もいれば、逆にストレスやイライラをあまり感じない人もいる事でしょう。
イライラやストレスを感じているときって精神的にも疲れていて自分に余裕がなくなっている事と思います。人に優しく接することができなかったり、周囲の人に強く当たってしまう原因にもなります。
特に一番近い存在の夫に対して子育ての愚痴をこぼしたり、家事や子育てをもっと協力してと言ったことを強く言ってしまう傾向にあります。夫としても強く言われると、逆にやる気がなくなってしまったり、喧嘩になる原因にもなりいい事などありません。余計に二人でストレスとイライラが増してしまいます。
子育てのストレスやイライラを解消するために、日頃から夫婦で子育ての話をしておくとよいでしょう。
日常的に子どもの様子やその日の出来事をちょっとした二人の時間に話すだけでよいのです。子育ての話を聞いてもらうだけで気分もすっきりします。
子育ての忙しさで中々友達とゆっくり話すことの出来ないママにとって子育ての話を聞いてくれる夫は強い味方です。夫としても溜まりにたまった育児ストレスの話を強く言われて聞くよりも、子育ての日頃の話をこまめに聞いた方が嬉しいはずです。
そして仕事で忙しく疲れている夫にとって、子どもの話は癒され自然と笑顔がこぼれるでしょう。
子育て中って外出が面倒になってしまうものです。子どもの荷物を準備して、自分の支度をして・・・と出かけるまでの準備と自分の支度だけでだいぶ時間がとられてしまいます。「外に出ると大変だから家にいた方が楽」「外出して子どもがぐずったら心配」と言って、外出を控えているママたちがたくさんいます。
確かに外出することは時間も必要だし、子どもを連れての外出は必要以上に体力を使います。子どもが外でぐずったり泣いたりしたら困るのはママですから、それだったら家にいた方が安心と考えてしまいがちです。
しかし、家の中で子どもと2人でずっといることによって、ママも子どももストレスが溜まるのです。家の中に1日中いる事でママは話し相手がいない、子どもをずっと同じ空間で一人で見ていなくてはならない、家の中だと家事と育児の事だけが中心になってしまい気分転換ができないと言うことが考えられます。
子どもも同じ空間にずっといる事で、走ったり思い切り身体を使って遊ぶことに制限がある、同じ年代の子どもたちと遊んだり、周りの子どもたちと関わることができないと言う事でストレスを感じやすくなります。
子どももストレスを感じるとイライラしやすくなります。同時に子どもがイライラしている事によって何を言っても抵抗する。ママもイライラする。すべてが空回りになってしまいます。
なるべく天気の良い日には公園に行ってママ友やお友達と関わったり、お散歩をする事によってママも子どもも気分転換になりイライラやストレスが解消される事でしょう。
5.まとめ
子育てが辛く、イライラしてしまう事は誰にでもあります。
イライラを溜め込みすぎてストレスにならないように、気分転換をする事や身近な人に頼っていく事は大切な事です。日常の子どもの様子を日頃から夫に話して、夫婦で協力して子育てを楽しんでいってほしいと思います。
子育てが辛い時には、泣いたって大丈夫!涙が出るのはママが子育てを一生懸命頑張っている証拠。
大好きな我が子だから子育てで悩んだり、くじけそうになったりしてしまうのです。子育てをしていく上で、相談したり周りで支えてくれる人は必ずいます。
それが夫だったりおじいちゃんやおばあちゃん、保育園の先生、子育て相談窓口だったり。子どもの成長はあっという間です。一つひとつの子どもの成長を笑顔で見守っていきたいですね。