子育てが大変な時期は何歳?いつまでも大変な子どもはいない。

手のかからない子どももいれば、ママが子育てを投げ出してしまいたいほど、大変手のかかる子どももいます。

しかし、いつまでも大変な子育てをしている親はいません。大変な子育ても子どもが大きくなれば、親の手が離れていくものです。

「子育てが大変な時期は何歳?」「子育てが大変なのはいつまで?」と言う疑問をまとめてみたいともいます。

1.子育てが大変な時期は何歳?

子どもを育てるってとっても大変な事ですよね。

もちろん子育てをしていると幸せな事もたくさんあるし、子どももとっても可愛い。ママにとって我が子が一番大切!いつまでも、何があっても守り続けていきたい存在ですよね。

ママにとってはかけがえのない宝です。

しかし、GoogleやYahoo!で「子育て」で検索をかけると、「子育て大変」「子育て疲れた」「子育て悩み」「子育ていつまで大変」と言うキーワードで調べているママたちがとても多くいます。

毎日「子育て楽しい」「子育てワクワク」と感じているママの方が少なかったりします。それだけ子育てが大変ってことを表しているのだと感じました。ママの思うように一筋縄ではうまくいかないのが子育て。

子育てをしているママにとっては、毎日が慌ただしく大変な日々でしょう。

大変な子育てが早く終わってほしいと日頃感じながら、育児を頑張っているママも少なくありません。実際にママたちが子育てが一番大変と感じる時期は何歳なのでしょう?

もちろん、人それぞれ考え方も見方も違うので、何歳が大変!と考えるのも違ってくると思います。

子どもが赤ちゃんの頃、「自分で話ができず、動けないし何で泣いているのかも分からないから大変!」と考える人もいれば、赤ちゃんの頃は「自分で動くことがあまりできないから逆に親の目が届いて良い」と考える人もいます。多くの先輩ママの話を参考に子育てが大変だった時期が何歳なのかをあげていきます。

何歳の子育てが大変か?

まず子育てしているママたちが思うのが1歳の子どものイヤイヤ期です。

何をするにしても「イヤイヤ~」と泣いて暴れたり、自分の思うようにいかないと、公共の道路やお店の中でもひっくり返って大泣きして感情をむき出しにします。ママにとっては「大変」の一言です。ちょっとしたことで気分が変わってしまう。

さっきまでニコニコ笑顔で楽しそうにしていたのに、親が少し子どもに手を出したことで、子どもの表情が途端に曇り始め、大泣き。

まさかの子どもの泣きに、親はもちろん慌ててしまうと言うことがよくあります。違う事で子どもの気をひこうとしてもイヤイヤ期の子どもには逆効果になってしまいます。

子どもをどうすることもできない。とりあえず、泣いて暴れている子どもを抱っこして、人目のつかない場所に移動。大変な子育てにママは一苦労!余計な体力を使い、楽しい外出さえも控えてしまうママが多くなっています。

子育て中のママにとって外出は息抜きの一つです。

しかし、外出先で子どもが泣いたり、イヤイヤしたりと言う事を考えたら、外出しないで家の中にいた方が安心と考えてしまうのです。実際に、このようなイヤイヤ期の子どもの光景を外出先で見た事をある方も多くいるでしょう。

子育て経験者であれば、1歳のイヤイヤ期の子育てに苦い経験を持っているママもたくさんいるはずです。

「大変な子育ては何歳?」と聞かれた時に「1歳」と答えるママは子どものイヤイヤ期に子育てに苦労したママなのかもしれませんね。

言葉も喋れるようになり、ヨチヨチ歩くことも走る事も出来るようになる。ママやパパのそばにいる事を好む1歳児。とっても可愛い時期の1歳児ですが、子育てをする上では大変な時期でもあるようです。

ママにとっても大変な子育て。

1歳児のイヤイヤ期を乗り越えれば、子どもが2歳、3歳と大きくなり、反抗期やわがままを言ったりと言う子どもの悩みにぶつかったとしても、大抵の事は乗り越えられるはずです。

もちろん子育てに悩んで考えて、時には涙が出るくらいにどうしたらいいのかわからないと落ち込んでしまう事もあるでしょう。しかし、悩んだり、落ち込んだりすることも子供のママなり子育てをする上で大切な事です。

2.最初の子どもの子育てが一番大変!

子育ては経験を重ねる事によって多少要領がつかめてくるものです。

一番上の子どもの時にはものすごく手がかかって、一人で子育てをするのは大変と感じた事が多かったママでも、二番目を出産し子育てをしてみると最初とは違い案外スムーズに子育てができた!

一番上の子どもと二番目の子どもとでは、二番目に産まれた子どもの方が手がかからなかったり、子育てがしやすいと感じることが多いのではないでしょうか?

それは、ママが子育ての経験を積んだことによって、何となく子どもに対する接し方や子育てをしながらの家事や仕事の要領を掴んできて、毎日の生活のリズムが安定してきているからスムーズに子育てできるママが多いのだと考えられます。そして子育てに対しての優先順位が分かってきて自分自身にも余裕が出てくるのです。

子育てをしているママは、精神的にも肉体的にも強くなります。

「ママは強し」と言う言葉があるように、子育て経験者のママはとても頼もしく強いイメージがあります。

もちろん子育てをしていても精神的に弱くナイーブな方もいるので、いちがいには言えないのですが・・・。

実際に私の周りの子育てを経験している友達や姉妹も、昔とは比べものにならないくらいに精神的にたくましくなりました。

私の姉は、男の子3人のママです。

最初に妊娠して男の子だとわかった時には、穏やかな姉がどのように男の子を子育てしていくのか想像もつきませんでした。一人目が産まれたときには慣れない子育てに戸惑ったり、不安な姿も見られていたのですが、二人目、三人目と育てていくうちに子育てをしていても大変さをあまり見せずに、どっしりと子どもたちを受け止めていて、姉の姿が頼もしく感じるようになっていました。

何歳の子育てが大変か?と言うよりも、慣れない子育てをしている時期が一番大変なのかもしれません。

いつまでも子育てが慣れないと言うママもいません。子育ては最初の子どもが産まれてから1〜2年くらいの最初の時期が大変なのではないでしょうか。

3.子育てが大変なのはいつまで?

毎日、大変な子育てを奮闘しているママにとって、いつまで大変な子育てが続くの?と日々、考えてしまう事があると思います。大変な子育ては幼少期はもちろん、子どもが小学校になっても、中学校、高校へ上がったとしても続きます。

何歳まで大変な子育てしなくちゃいけないの?

子どもが成人するまでは親にとって子育てをする必要があります。

もちろん大きくなるにつれて、子どもは親の手を離れていきます。子どもが高校生や大学生になって、子育てと言うのもおかしいかも知れませんが親にとって子どもはいつまでも、何歳になっても子どもなのです。

子どもが中学生や高校生になれば、親にとっても子育てが楽になるかもしれません。子育てが大変だった小さい時のように、駄々をこねたり、泣いて暴れたりすることがなくなります。

しかし、大人への階段をのぼりはじめ、成長期の中高生になると、また違った問題で親を悩ますこともあります。

例えば、勉強の事、友達関係の事、家族との時間が少なくなった・・・などの問題です。このような問題で大変な思いをしている親も多くいます。子どもが大きくなるにつれて、小さいころとは違った子育ての大変さがあるのです。

子どもは大きくなるにつれて、頼もしく成長していきます。

親が考えている以上に子どもは、自分の事をしっかりと考えています。

子どもがちょっとずつ親離れしても、親の方がいつまでも子どもの事を甘やかしたり、子ども扱いすることが多いのが現状です。もちろん、可愛い子どもにはいつも甘くなってしまう。

その気持ちも十分に分かります。

しかし、子どもが親離れしようとしているときに、親の方が子ども離れできないと子どもはいつまでも、何歳になっても親に頼ってばかりになってしまい、後から大変な思いをするのは親の方なのです。特にパパよりもママの方が子離れできずに大きくなっても子育ての延長で子どもに接してしまう傾向にあります。

子どもが親離れして自立しようとしているときには、親はそっと優しく見守る事も大切です。いつまでも大変な子育てをしている親はいません。子どもの成長と共に、大変な子育ても楽になってくるのです。

4.子育てが大変な時ほど子どもは可愛い?

子どもは大きくなるにつれて、親から離れていくものです。

「ママ〜」「抱っこ~」と寄ってきたり、ママに甘えて泣いたりすることは、いつまでも続くわけではないですよね。大きくなったら子どもはそれなりに自立していくわけで、親の大変な子育ても終わってしまう日が来るのです。

「いつまでも大変な子育てが続くの?」と憂鬱になったり、毎日の子育てで子どもに怒ってばっかりで自分が嫌になる、しんどい、大変と思いながら子育てをしているママもたくさんいます。

周りのママもきっとそう思いながら子育てをしている人がたくさんいます。

人って周りが見えなくなると、「なぜ自分だけ大変な思いをしなくちゃいけないの」「周囲のママたちは楽しそうに子育てしているのに」「周りの子は良い子なのに、自分の子は何歳まで手がかかるの」と自分だけが大変辛い状況になっているように思えてしまうのです。

周りのママたちも子育てで大変な思いをしていても、実際に自分が辛く落ち込んでいるときには、周囲の状況など気にする事が出来ず、自分だけが大変な状況と思い込んでしまいがちです。

子どもが幼いうちは子育てに手がかかり、子どもに費やす時間も多くなり、自分の時間が削られていくことが多いでしょう。

子育てに追われ、自分の時間が持てなかったり、パパの仕事が忙しく子育てを自分一人でやらなければならなかったりすると、子育ての大変さや負担はママにかかってしまいます。

子どもは一番身近にいる、ママやパパの事が大好きです。大好きな親に手をかけてほしい、自分だけ見てほしいと言う欲もあり、わざとママやパパに反抗したりすることがあると思います。

親としては子育てが大変で辛いと思う事もあるかもしれませんが、「手のかかる子ほどかわいい」と言う言葉があります。それと同じように、子育てが大変な時期ほど子どももかわいいと感じる時がくるでしょう。

実際に子どもが中学生や高校生くらいになってしまうと、幼い時のような可愛さが薄れてしまうのが本音だと思います。もちろん、親からすれば我が子はいつまでも可愛いのですが、幼少期の素直で愛らしい可愛さとは別で、子育てをしていても、ちょっと生意気な感じが出てきたり、大人びた行動に、親は昔の方が可愛かったのにと思う事が出てくると思います。

今、子育てが大変でしんどくても、子どもはいつかは親離れをします。子どもが成長して振り返った時に、「あの時は可愛かったな~!」「小さいころは子育てが大変だったが、あの頃が懐かしいなぁ」と感じることができるでしょう。

5.まとめ

ママたちは、みんな子育てで大変な思いを経験しています。

子育ても経験を重ねるごとに、子どもとの関わり方や毎日の子どもとの生活習慣の流れが身に付いてきて、ちょっとづつ子育てが楽になってくるはずです。

いつまでも、何歳になっても子育てが大変で落ち着かない!と言う子どもはほぼいません。

子どもは成長と共に親の手がかからなくなり、自立していくものです。

子どもの手がかかる時期はほんとあっという間です。

子どもはすぐに大きくなってしまうのです。子育てが大変な時期ほど、子どもは可愛いのです。今の時期の子育ては一度きりです。ママたちが楽しく子育てしていけるように応援しています。

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