子供のしつけ合宿で学ぶこと!どんな事をするの?

子供のしつけをする為の合宿があるのは知っていますか?

小学校くらいになると、お友達と一緒にいたずらをしたり、好奇心や軽い気持ちでいけない事をしてしまう事もあります。

また、反抗期をむかえた子供に手が付けられない。挨拶や規則正しい生活習慣を身につけてほしいと願う親がいます。

このような子供のためにしつけをする合宿があるのです。

1.子供のためのしつけとは?

ヨウ
こんにちは!大空育児ブロガーのヨウ(@oozoraikuji07)です

子供のために親はしつけをします。

もちろんしつけをする理由は家庭によって様々です。

・子供が社会に出た時に困らないようにしつけをする。

・一般的な事は子供の頃から身につけておくべきと思いしつけをする。

・子供でもマナーや礼儀は覚えてほしいからしつけをする。

親が子供にしつけをする理由としては、子供を想っての愛情とも言えます。

しつけをする事で、子供は親やまわりの人から色々な事を学んでいきます。

しつけに厳しい家庭もあれば、しつけをせずに子供を自由にさせる家庭もあります。しかし、子供に全くしつけをしないと、言い事と悪い事の判断ができない子供になってしまったり、公共のマナーやルールが分からないまま大人へとなってしまうことだってあるのです。

子供の時から、ある程度のしつけをする事はとても大切な事だと思います。

挨拶や言葉遣いも大切なしつけの1つですよね。

しつけとして親が、挨拶をする習慣を教えておくことで子供も身に付くようになる。

しかし、挨拶をする事を教えないと挨拶のできない子供になってしまいます。

言葉遣いも大切で、子供の時は面白がっていけない言葉を使ったり、「バカ」「お前」「うるせー」など口が悪くなったりします。

子供の言葉遣いを注意せずに親がそのまま放っておくと、子供は注意されない事でさらにエスカレートし、乱暴な言葉や暴言を吐くようになってしまいます。

お友達に言ってはいけない言葉や自分が言われて嫌な言葉などは使わないと言う事を、しつけとして子供に伝える事が必要です。

子供が社会に出た時に困らないように、常識的なマナーや礼儀を親がしっかり教えていく事が子供のためのしつけだと思います。

2.子供をしつけ合宿に参加させる理由

親が子供をなぜしつけ合宿に参加させるのか?

しつけならお家でできるのでは?と感じるママもいるでしょう。

子供をしつけの合宿に参加させる理由をあげてみます。

・親が口にする言葉には子供もすぐに反抗する。

・子供のためと思って言っても、親の言う事を聞いてくれない。

・基本的は生活習慣を身につけてほしい。

・礼儀やマナーを学んでほしい。

・親の言葉より他人の言葉の方が子供も聞いてくれる。

・自分でしつけができない。

子供が小さいうちから親は子供にしつけをしています。

しつけに対して子供が泣いたり反抗しても、親も言葉をかけたり、うまくごまかして乗り切ることでしょう。

しかし、子供が成長し小学生くらいになると、子供の反抗期や思春期で思うようにしつけができない事があります。

親が言ったことに対して子供は反抗しかしない、無視をする・・・と言った事もあるのです。

小学校高学年頃には段々と親の言う事を聞かなくなり、親に対して反発する事が増えてきます。

お友達とばかり連絡を取り遊ぶことが増え、家族で出かける時も一緒には出かけない。

学校から帰ると、友達と出かけるか自分の部屋に閉じこもるようになり、家族と会話することがなくなった。子供と顔を合わせるのは食事のときだけ。

携帯電話が普及するようになり、小学生の子供でも携帯を持っている子が多くいます。

親は、塾の送迎で連絡をとる事や学校の通学で危なくないように持たせることが多いようですが、実際は、LINEでお友達と連絡をとったり、ゲームをする事も子供の楽しみとなり、家族との交流や会話の時間が減った原因にもなっています。

子供の思春期や反抗期で、子供と何をしゃべってよいか分からないと考えてしまう親もいるのです。

子供と会うと、「宿題やったの?」「早く寝なさい!」など感情的な言葉を口にしてしまう事で、子供を余計にイラつかせてしまう。

子供が大きくなるにつれて、親が子供にしつけをするのが難しいと感じる事が増えています。

3.子供のしつけ合宿の紹介

子供のしつけが自分では難しい。挨拶や生活習慣を見直してほしいと子供に願う親のために、子供のためのしつけ合宿があります。小学生や中学生の子供が対象となります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

☆一生懸命学校

テレビも携帯もない環境で規則正しい生活習慣を身につけ、子供たちに必要な礼儀や挨拶・思いやりの心を育てていきます。しつけだけでなく、勉強も行ない、子供の学力向上や勉強へのやる気も促してくれるのです。こちらは、子供たちが学校の夏休みの期間中の11日間の合宿となります。

場所:静岡県藤宮市 富士自然の村研修センター

料金:218,000円(食事・研修費・宿泊費・教材費・傷害保険費など込み)

一生懸命学校の目的

  • 明るい挨拶や礼儀の基礎のしつけ
  • 一生忘れられない仲間や講師との出会い
  • やる気を引き出し、勉強を習慣化させる
  • 規則正しい生活により、集中力と時間の大切さを学ぶ

一生懸命学校から得られる事

☆良い人間関係の作り方・・・親元を離れ、挨拶や礼儀作法などを習慣化する事で、社会に困らない能力を身につける。

☆何事にも恐れない挑戦心・・・「できない」「無理」と始めから諦めないで挑戦する心。前向きに捉える姿勢を育て、子供が積極的に行動できるようにしつけをしていく。

☆集中力の向上・・・一つの事に集中して取り組み、最後まで諦めないで行う。真剣に向き合う事ができるようになる。

☆規則正しい生活習慣・・・一生懸命学校の合宿では、すべてが分刻みのスケジュールなので、子供が時間の大切さや有効利用方法を学び、行動習慣が変化する。

☆判断力・決断力・協調性・・・子供たちは個人課題だけでなく、グループで協力して課題に取り組むことで協調性が生まれる。子ども一人ひとりに、与えられた役割を務める事で、判断力や決断力も身に付いていく。

☆勉強が好きになる・・・子供一人ひとりに合わせたカリキュラムを達成する事で「できる」喜びを知り、学習意欲が高まる。

☆学習能力の向上・・・反復学習する事で、11日間の合宿の間に苦手な科目も克服する事が出来る。苦手な科目を克服する事で、子供の自信につながり「成績アップ」「やる気」につながっていく。

11日間の合宿で、少々値段がお高めですが、合宿を通して成長して帰ってきてほしい、挨拶や礼儀がきちんとできるようになってほしい・・・など子供に対して目的があって合宿に参加させるのであればいい機会だと思います。

  《子供のしつけ目的で一生懸命学校の合宿に参加した方の声》

初めは、脱出しようと思っていました。しかし、何事も一生懸命にやれば、できないこと

はないと気づきました。勉強に対する集中力もつきました。本当にここに来てよかったで

す。家に帰っても、ここで身に付けたことを実行していきます。

(中学生 男子)

息子は、自己表現や自己主張について臆病な面があり何かと自信をつけて欲しいと参

せましたが、とても逞しくなり目が輝いて帰ってきました。

一生懸命学校に入れてよかったです。

(参加者のお母様)

※社会教育研究所HP一生懸命学校から引用しました

一生懸命学校合宿の詳しい詳細はこちらから→一生懸命学校HP

☆NPO法人鎌倉てらこや

こちらの合宿は3泊4日。子供だけでなく親もボランティアとして参加する事ができるので、一人で参加するのは不安と言う子供にとっても安心です。また料金もお手頃なので、合宿に参加したい子供やしつけ・礼儀・集団のルールを子供に身につけてほしいと思っている方にも適しています。

お寺での合宿となるので、座禅・食事作法・掃除など、普段体験できないような事も合宿を通して子供たちに学んでもらうことができます。

ボランティアのお兄さんやお姉さん・地域のボランティアの方が中心となって繰り広げられているてらこや。大学生が主体となって子供たちが楽しめる活動を決めているようです。明治大学・早稲田大学・鎌倉女子大学のボランティアの学生たちと一緒に遊んだり、勉強を見てもらったり、集団生活を通して礼儀や協調性を身につけていく機会にもなります。

合宿を通して、子供たちが仲間と一緒に何かを作り上げる共同体験を行う。子供のしつけ・自立・共生を楽しく学ぶのであれば、てらこやの合宿がおすすめだと思います。HPには、楽しそうな笑顔の子供たちの写真がいっぱい載せられていました。

場所:臨済宗大本山建長寺(鎌倉市北鎌倉)

料金:お一人22,000円

《てらこやの合宿に参加した子供の体験談紹介》

1年のときに建長寺合宿に初めて参加したときに、学生から「5班」と言われたので、ごはんが食えると思った。
班ごとに出し物を考えて完成させるのだけれど、学校とちがって先生に気に入られるものを作る必要はない。
でも責任もあるからプレッシャーもかかる。優等生になどなりたくないやつにおすすめ。

(小学校5年生男子)

私が主に参加しているのは朗読と建長寺合宿です。朗読で班になるときに、親御さんや大人の方とも楽しくしゃべれて、いつも朗読に行くのを楽しみにしています。建長寺合宿では、子スタの仲間たちと大の仲良しになれました。とにかくてらこやは楽しいです!!

(中学2年生女子)

※てらこやHPの体験談から引用しました

てらこや合宿の詳しい詳細はこちらから→てらこやHP

4.子供たちがしつけ合宿で学ぶこと

子供のためのしつけ合宿は、集団生活を通して様々な事を学ぶことができます。

挨拶や礼儀などの初歩的なしつけから、集団でお友達と協力する事や思いやりの心、規則正しい生活など普段の学校では教えてくれなかったり体験できないようなことも、合宿を通して学んでいきます。

普段は親に何でもやってもやってもらっている子供たちは、親元を離れての合宿で、親のありがたみを感じることができるのではないでしょうか?食事を作ってもらったり、掃除や洗濯をしてもらう。普段からやってもらう事が当たり前の生活にいると、子供でも大人でも感謝の心が次第に薄れていってしまいます。

「やってもらうのがあたりまえ」「やってもらって当然」と勘違いしてしまうのです。

親元を離れて、合宿で掃除をしたり、食事をみんなで作って食べる、片付けると言う体験をする事によって毎日親に食事を作ってもらっているありがたみを感じたりするのだと思います。

日頃、近くにいる親には恥ずかしくて感謝の言葉など言えない子供たちも、礼儀や挨拶を合宿を通して身につける事で「ありがとう」と照れながらも言う事ができるかもしれません。

親がしつけとして子供たちに言っていた言葉に、「うるさい」と感じていた子供たちも合宿後には成長と共に、親の言葉に対して何らかの変化を感じることができるのではないでしょうか?

親が子供をしつけの合宿へ行かせても、子供のやる気がなかったり、子供が合宿に行きたくないのに無理やり親に行かされた!と言う気持ちがあると、合宿へ行っても学ぶこともせず、ただ子供がひねくれるだけになってしまいます。

子供がしつけ合宿に行ったからには親としても、子供に成長して帰ってきてほしい。学びを経験して楽しかった!合宿に行ってよかった!と子供にも感じてほしい事でしょう。

無理に子供をしつけ合宿に行かせるのではなく、親が子供に対して「こんな思いで合宿に行ってほしい」と素直に打ち明ける事で、子供も合宿を通して考えたり感じてくることが多くなるはずです。

5.まとめ

子供のしつけ合宿で学ぶことは、挨拶や礼儀だけでなく、友達との協調性や自主性。一つの事を最後までやり遂げる集中力や忍耐だったり、親や子供の周囲にいる人への感謝の心など様々な事を学ぶことができます。

普段の学校では体験できない食事作りや座禅などをしたり、テレビや携帯がない場所での規則正しい生活をする事によって、子供ながらにまた違った世界が見えてくることでしょう。

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