シングルマザーならではの悩み。相談したい事があるけれど、同じ環境であるシングルマザーの人にしか話せない悩みもありますよね?
シングルマザー子育ての悩み。一人での子育てに限界を感じる・・・など夫婦で子育てをしている家庭には分からない悩みも多いことです。
同じシングルマザーでもあるタレント小倉優子の一日のハードスケジュールも見ながら、今回はシングルマザーの方へ向けて書いていきます。
シングルマザー子育ての悩みとは?
・ひとりで子育てをしていく事への不安
シングルマザーにとって一番大きな悩みとなるのが、一人で子育てをしていくと言う事です。子どものいるママにとって子育ては大きな事です。夫婦で協力していても、子育てに限界を感じ悩み、不安になったりすることだってあります。
子育てを一人でしているシングルマザーにとって、子どもが大きくなるまで、自分一人で見ていけるのかと言う悩みは尽きないようです。
何らかの理由で旦那さんが死別してしまったという方は、シングルマザーになる覚悟がないまま、子育てをひとりでやらなければならない状況になってしまいます。
しかし、夫婦での価値観の違いやお互いのすれ違い、どちらかの浮気、暴力など様々な理由があって夫婦が離婚する家庭が多くいます。離婚した人にとっては、このようなときには、シングルマザーになる覚悟を多少でも感じながら離婚をした事と思います。しかし、いざ一人での子育てになると大きな不安があることは事実でしょう。
タレントの小倉優子も、男の子2人の子育てをしながらシングルマザーとして生活をしています。
アイドル時代はコリン星のゆうこりんとして大人気だった小倉優子。結婚・出産を経験した今ではコリン星も「嘘だった」とテレビで言ってしまう程で、おバカキャラだった昔が嘘のように、子育てを頑張るママとしてテレビで活躍しています。
旦那の浮気が原因で離婚をした小倉優子は、シングルマザーとして一人で子育てをしていく事の不安がとても大きい事を実感しているようです。
・子どもにとってパパの存在への悩み
子どもにとって「パパ」の存在は大きい事でしょう。子どもに物心がついた時に離婚をした方であれば、子どももパパへの記憶があるわけです。「パパが大好き」「パパは優しい」とパパに抱っこしてもらったり、遊んでもらった記憶を子どもは覚えています。
しかし、夫婦が離婚したことで急にパパの存在が子どもの前から消えてしまったら、子どもは悲しみますよね?「パパに会いたい」「パパとママと3人で暮らしたい」など子どもは思った事を素直に口にするでしょう。ママからすればどうしてあげる事も出来ず、悩みとなっているようです。
子育てをしていても、学校の行事など夫婦で参加する家庭が多くなりました。入園式、卒業式、運動会など夫婦で参加する家庭が多く、パパがいない事でお友達に何か言われないか、いじめにあったりしていないか・・・と心配の悩みもあるのです。
それと同時に、子どもが思春期をむかえ、子育てをしているとママではどうにも手に付かなくなることだって出てきます。それが男の子であれば、パパの存在はかなり大きくなります。思春期の男の子は口数も減ってきますので、どのような事を考えていかなどママには分かりませんし、男同士の方が話しやすいことだってあると思います。子どもにとって「パパがいた方が子どもにも良いのかな?」と言う悩みを持つシングルマザーも多くいます。
・金銭的な悩み
シングルマザーにとって、金銭面での悩みも大きくなってきます。子育てをするのに、お金は必要になってきます。そのためには仕事もしなくてはなりません。シングルマザーにとって子育てをしながらの仕事は結構ハードな事です。
子育てをしているシングルマザーは、働く時間も限られてしまい、残業ができる環境ではありません。仕事も自分の好きな仕事と言うよりも、子育て優先の為、出退勤時間や土日が休みの仕事、融通が利くなどと限定していくと限られてしまいます。
月の給料も平均15万円と言う世帯がほとんどです。子育てにもお金が必要になってきますので、金銭的な悩みで苦しんでいる家庭も少なくありません。
シングルマザーにとっての子育ての悩みは、他の家庭の子育ての悩みとはまた違ってくるようです。「一人で子育てをしていく事への不安」「子どもにとってパパの存在への悩み」「金銭的な悩み」などがあげられました。
子育てをしていれば、誰でも悩みはあります。シングルマザーでない方でも子育ての悩み、仕事、夫婦の事など悩みはみんな持っているのです。
シングルマザーが子育てで限界を感じる瞬間とは?
シングルマザーは、他のママたちに比べて慌ただしい毎日を送っている事でしょう。子育ても夫婦2人で行えば半分で済みます。しかし、シングルマザーは全てを自分一人で行わなければなりません。体力も時間も必要になってきます。
・体力の限界
シングルマザーの家庭での役割はとても大きなもの。
パパの存在がないシングルマザーにとって子育ては、「ママ」と「パパ」の両方の役割をしなくてはならないのです。どちらかの役割だけでも、子育てで体力を使えばすぐに疲れてしまいます。
子どもの体力は果てしない為、放っておくと疲れ果てる限界まで遊んでいます。日々、一人で子どもを見ているシングルマザーが子育ての限界を感じてしまうのも仕方がない事なのかもしれません。
・日常の慌ただしさに限界
毎日が同じ事の繰り返し。家事、子育て、仕事の日々で時間に余裕が持てない!仕事が終わってもホッとする時間もなく子どものお迎えがあり夕飯を作り・・・「何で自分だけ」「こんな慌ただしい毎日がイヤ」と限界を感じてしまうようです。
周りを見て、時間に余裕がある人たちを見るほど気持ちまでもが落ち込んでしまう。子どもと遊ぶ時間さえも作ってあげられない。子育てでは何もかもがママの思うように進むはずはなく、イライラもつのり大変さもピークに!精神的にも限界になってしまうのです。
・自分の時間が持てない事に限界
シングルマザーの子育ては、いつも子どもと一緒の事が多く自分の時間が持ちづらいと言います。子どもが大きくなってしまえば子どもも親の手を離れていきますが、まだ子育て中の時期は、パパがいない事によって子どもを預けることが難しく、買い物やお友達との交流にも子どもを連れて行かなくてはなりません。
一人の時間や子どもと離れて息抜きする時間がないのがシングルマザーの悩みとなっています。
子どもを託児所や一時保育に預けるとなると、それなりにお金もかかってしまいます。金銭的な余裕があまりないシングルマザーにとって、子どもを預けることは大きな出費となってしまうので、たまには一人で息抜きがしたくても一緒に行動するしかないのです。
シングルマザーとして子育てをするタレント小倉優子の一日
0歳と5歳の子どもを抱えて離婚をし、シングルマザーとなった小倉優子。
現在、ママタレとしてテレビやママ向けの雑誌に大人気。旦那の浮気が原因で離婚をしたゆうこりんですが、以前テレビで「シングルマザーは私が選んだ道」と立派な言葉を言っていた事に、感動してウルウルしたことがありました。
今の自分と向き合い、子どものためにしっかり子育てを頑張るゆうこりん。
家事・子育てをしながらも仕事も頑張る超多忙な小倉優子の一日を見ていきたいと思います。
【一日のスケジュール】
5時 起床・メイク
6時 朝食・お弁当作り〜子どもたち起床
7時 朝食
8時 長男とお勉強
8時40分 保育園・幼稚園の送迎
9時 仕事の勉強(料理レシピなど)
10時 仕事場へ
※仕事によって帰宅時間が遅くなることもあるようです。
遅くなってしまう時には子どもを仕事現場へ連れていく事も!
14時 帰宅〜夕飯や次の日の買い物
15時 子どもの送迎
16時 夕食や次の日用の食事のストック作り
子どもと遊ぶ
夕食~入浴~就寝
毎朝5時半おきだと言う小倉優子の1日のスケジュール!
子育てするママにとって「朝は戦争のようにバタバタと忙しい」と話していました。お弁当を作っていても、次男が泣いて起きてしまい抱っこを求め、思うように朝食やお弁当が作れないのが悩みだったようです。
そこで忙しい朝は、作り置きしておいたお惣菜やご飯をレンジで温めて盛り付けするだけ。子どもを抱っこしながらも、10分でお弁当が作れるように工夫をしていました。
子育てに手を抜きたくないと言うゆうこりんは、10分で作ったとは思えない可愛いお弁当を披露していました。
シングルマザーになって金銭的な悩みもあると言う小倉優子。
人気タレントとして活躍するゆうこりんにとって、金銭面での悩みなど問題もないように思えますよね?旦那からの養育費や慰謝料などはないとの事でしたが、自身の芸能活動だけでもたくさんお金はもらっているだろうし、じゅうぶん2人の子育てをして生活できると思います。
しかし、シングルマザーとして将来の不安は大きなものなのでしょう。芸能人は安定した収入があるわけではないので、一般のシングルマザーと同じように金銭的な悩みも大きいと言うのです。そのために今は、できる限り仕事をして子育てで不安にならないくらいの収入につなげたいようです。
何気にしっかりしている小倉優子。
芸能界の仕事は時間が不規則なので、子どもの降園時間にお迎えが間に合わない時には、いったん仕事を抜けて、現場まで子どもを連れていく事もあるようです。
他に子どもを預けて仕事をするのではなく、ママのそばに子どもを連れて行くと言うゆうこりん。シングルマザーになっても、仕事と共に子育てを頑張っている事がうかがえますね。
限界を感じた時の解決策
一人で子育てをするシングルマザーは超多忙な毎日に限界を感じる事も多いはずです。自分の限界を感じながらも、休むことができない子育てや家事に日々、一生懸命。幸せな事もあるけれど、辛いことや悩みも多いはず。
毎日、息つく暇なく子育て・家事にフル回転!
「これもやらなくちゃ。」「明日までにあれもやるんだっけ!」とやる事が多すぎて、ママの頭の中は限界寸前。真面目に考えてしまうママこそ、息抜きしたり、きっちりと全てを完璧に行おうとするので、悩みが多かったり、限界になるまで自分を追い込んでしまう事が多いのです。
子育てに家事・仕事に、全てをスケジュール通りきっちり行う完璧主義者なママほど、うつ病にもなりやすいと言えます。
うつ病になりやすい人の傾向とうつ病の症状なども参考にしてみてください。→うつになりやすいのは仕事と子育てを一人で頑張ってしまう人?
限界まで追い込んでしまうと、子育てにも影響が出てきてしまいます。限界になる前に対処しておくことで、事が大きくならずにすむ!
これは子育てにも言える事です。限界まで達してしまうと、解決するのにも時間がかかります。
一人で悩まずに相談したり、周りの人を頼る事を考えましょう!
限界になる一歩前に解決しておくことが大切なのです。
【子育てに限界になる前の対処法とは?】
☆地域の子育て支援センターを利用する
自分の住んでいる地域に子育て支援センターがあるでしょう。保育園や幼稚園の中でも開催している場所が多くなっています。
子育て支援センターに行くと、専門のスタッフや保育士がいます。気軽に子育てについての悩みや子どもの成長などについても話すことができます。
また、同じ年齢の子どもやママ友と交流を持てる場所でもあるので、話をする事によって気分がすっきりしたり、子どもが解放的に遊ぶこともできます。
子育て支援センターは小さい子どもと親が来る場所なので、安全性も高く、公園や広場では大きい子どもが多くて危ない、遊具が大きくてまだうちの子には危ないと言う悩みがあったママにも優れています。
☆シングルマザー同士での交流
シングルマザーの悩みは、他のママ友には相談しづらいという方もいますよね。
同じシングルマザー同士で交流を持ったり、悩みを打ち明けられるようにシングルマザーの支援団体があるのを知っていますか?
季節のイベントや交流会を行っている団体もあり、シングルマザーに子育ての限界を感じている人や悩みを多く持っている人たちなど、同じ環境の方が集まっています。同じ悩みで苦労している人の話を聞く事で、「自分も頑張ろう」と共感することもできるかもしれませんよ!
【シングルマザー支援団体】
・リトルワンズ
都内を中心に、シングルマザー・シングルファーザーのサポートをしている団体です。
リトルワンズは「子どもたちのために小さなことでもサポートできたら」と言う由来でつけられた名前のようです。
各種イベントや交流会もおこなっています。もちろん全国からシングルマザーの子育てやその他の相談も受け入れているようです。
そして、小中学生の習い事奨励費をサポートしたり、シングルマザー世帯が住むお部屋探しなども無料で行ってくれるようです。
悩みを抱えて辛い、限界と感じているシングルマザーの方は一度どんな事でも相談してみる価値があると思います。悩みの内容によっては、専門のスタッフに連絡してくれることもあるようですよ!
・シングルマザアズ・フォーラム
ママが元気になれば子どもも幸せに。シングルマザーが子どもと一緒に楽しく生きられるように、社会で活躍できる支援を行っているです。
イベントや催しの他、サポートしてくれている会員がいる事で、色々な支援も行っています。
例えば、金銭的に悩みを持っているシングルマザー・シングルファーザーの世帯へ、小学生一年生になる子どもへのランドセルの寄付。高校への入学お祝い金などを支援しています。
もちろん、人数制限や、厳選なる選考があるようですが、シングル家庭にとってお金の悩みは尽きないと思うので、経済的に困っている家庭にとっては詳しく調べてみてもよい事だと思います。
・自治体の支援を受ける
お住いの自治体によっては、子育てでの悩みに相談にのってくれる支援。
家事や子育てに限界を感じている時・精神的に参っていてどうしようもない時にサポートしてくれる家事代行サービス。
子育てサポートサービスなど自宅にスタッフが来てくれて、ママの代わりに支援をしてくれるサポートがあります。
もちろん料金はかかってしまいますが、精神的や体力的に子育てや家事に限界を感じている時であれば、1日だけでも支援を受けてママがゆっくりする時間を作る事も大切だと思います。
ゆっくりすることで心も体も楽になり、気分的にも落ち着くはずです。
まとめ
シングルマザーの子育ての悩みは、同じ環境の人に話すことがよいのかもしれません。
同じ悩みを共感することで気分的にも楽になり、悩みの解決策も見つけやすいと言えます。
もちろん、同じ環境で人でなくても、周囲のママ友や子育て支援のスタッフさんなど気軽に子育ての話を出来る相手を見つけておくことで、気分的にも安心感が持てると思います。
精神的にも肉体的にも限界まできてしまうと立ち直るまでに時間が必要になってしまいます。限界を感じる前に、周囲の人や自治体などの支援やサポートを受けることを心がけましょう。
こちらの記事もご覧ください。⇒シングルマザーの子育て。毎月必要なお金はいくら?