4歳半でおむつが取れていないと、ママとしても心配になりますよね。
日中はパンツで、夜だけおむつの子であればあまり焦っておむつを取る必要はないと思います。
しかし、4歳半になっても日中もおむつが取れないと言う子であれば、何らかの原因があるのかもしれません。
膀胱に原因があったり、精神的に不安定だったり、ウンチをするのに抵抗があるなど様々な事が考えられます。
今回は、「4歳半でおむつが取れない原因・子どもが抱えているトイレの悩み」についてお伝えしていきます。
この記事の内容
1.子どものおむつの取れる年齢☆
子どものおむつが取れる年齢には、個人差があり人それぞれ違ってきます。
早くにおむつが取れている子もいれば、トイレトレーニングしていても中々おむつが取れない子もいます。
4歳、4歳半になっても子どものおむつが取れないと焦ってしまいますが、子どもの様子を見ながら進めていく事が大切です。
おむつ卒業はいつまで?
EPARKさんより引用
こちらはEPARKさんの子育てライフの画像です。
「おむつはいつまでに卒業した?」と言う質問の結果です。子育てをしている50名のママ・パパに聞いたアンケートです。
大体の子どもは3歳から3歳半で日中のおむつを卒業しているようです。
早い子だと2歳から2歳半におむつが取れてしまう子もいるようですね。
それだけおむつ卒業に向けて、トイレトレーニングを早い時期から進めていたのだと思います。
逆に遅い子だと、4歳になってもおむつが取れない子もいます。
4歳半でおむつが取れない子も、4歳以上の6%の中に含まれることになりますね。
もちろん、その年によっておむつの取れていない子の人数は多少違ってきますが、昔に比べると今の方がおむつが取れる年齢が遅くなっています。
おむつが取れない子でも、トイレトレーニングをして3歳の夏くらいになると、ほぼみんな日中はおむつが取れてパンツで過ごしている子が多いです。
ウンチに関しても、4歳半ではほとんどの子がトイレで出来ていると感じます。
早くにトイレトレーニングを始めても、1年以上おむつが取れないと言う子も中にはいます。
また、おしっこはトイレで出来てもウンチができずに、おむつでないとしないと言う子も結構多くいます。
無理強いせず、子どもにあったトイレトレーニングの時期で、おむつからパンツへ移行できるといいですね。
2.4歳半でおむつが取れていない原因とは?
4歳半でおむつが取れていないのには、何かしらの原因があるかもしれません。
年齢的にも、周りの子がおむつが取れてパンツになっている時期です。
4歳半頃になると、自分だけおむつであることに恥ずかしさを感じたり、お友達と同じようにパンツを履きたがる頃だと思います。
また、4歳半になると保育園ではお兄さん・お姉さんと言う意識も芽生え始めます。おむつでいる子に対して周囲の子も「おむつは恥ずかしい!」と言う目で見ることもあるかもしれません。
子どものためにも、おむつが無事に取れるように、ママもその原因を見つけていく事が大切です。
・トイレトレーニングをしたことがない
4歳半で、今までトイレトレーニングをしていなかったのであれば、おむつが取れていなくても問題がないかもしれません。
もしかしたらトイレトレーニングをしたことがないために、4歳半でもおむつが取れなかった!と言うのが理由かもしれません。
子どももパンツに興味がなかったり、ただ単にオムツを履いているからおしっこをしていると言う事も考えられます。
一度、トイレトレーニングをしてトイレでおしっこやうんちが出るようになれば、おむつも外れるようになります。
・子どもがおむつで楽をしたい
保育園ではパンツで過ごせるのに、お家ではおむつを履いて過ごしていると言う子どもも少なくありません。
4歳半で同じような状況の子も中にはいます。
「おむつの方が楽」
「トイレは冷たいからイヤ」
「便座に座った時に足が届かないのからおむつでいい」
4歳半となると賢さも出てくるので、何かしら理由をつけて保育園とお家での自分を使い分けしたりするようにもなってきます。
子どもがトイレでもしっかりとおしっこができるのに、おむつが楽と言うように考えているのであれば、ある程度の年齢でおむつが完全に卒業できるように頑張っていく事が必要になります。
- 使っているおむつがなくなったら、おむつを終わりにする約束を子どもと一緒にしていく。
- おむつは赤ちゃんがはくものと言う事を伝えていく。
- 4歳半はお姉さん・お兄さんと言う意識を少しづつ持たせていく。
・ウンチだけおむつでする
おしっこに比べて、ウンチが中々取れないと言う悩みは多く聞きます。
「おむつがないとウンチができない。」
「ウンチが出そうと思った時には失敗してしまう」
子どもにとってウンチの出る感覚をつかむ事は意外にも難しいのかもしれません。
4歳半になりトイレでおしっこができていれば、ウンチも次第にできるはずです。
ただ、ウンチの場合は、子どもがトイレでするのが嫌な理由をもっている場合もあります。
その場合は焦らずに、ウンチのトイレトレーニングを進めていく事が大切になります。
・発達障害がある
子どもに発達障害があった場合、トイレトレーニングは焦る必要はありません。
発達障害の程度にもよりますが、普通の子よりトイレトレーニングに時間がかかる事が多くあります。
こだわりが強かったり、初めての事に慎重になったりすることが多いので、おむつからパンツに移行するのにも子どものペースで進めていく事が大切になってきます。
・膀胱機能が未発達
膀胱に尿が溜められるようになると、おしっこが我慢できるようになります。
小さな子は、膀胱が未発達で尿の溜められる量が少ないため、おむつにおしっこをしてしまうのです。成長するにつれて、おしっこの間隔が長くなり、膀胱におしっこを溜められる量が増えていきます。
2・3時間おむつにおしっこを出さないでいられるようになると、トイレトレーニングも進みますが、4歳半でも膀胱でおしっこの溜められる量が小さい子もいます。
すぐに、トイレに行きたがったり、中々おむつが取れない原因の一つです。
4歳半でも、おむつが取れない原因は様々です。
トイレトレーニングをしても、中々おむつが取れないと悩んでいる時には、周りの専門の方に相談する事をおすすめします。
ママ友・保健師さん・子どもの保育園の先生・専門の病院の先生など周りで相談しやすい人に相談すると、きっとよいアドバイスがもらえる事でしょう。
悩んでいても、モヤモヤ不安なことばかり考えてしまいます。
相談する事は一人で考えるよりも楽になるはずです♡
3.子どもが抱えるトイレの悩み
おむつが取れない子は、子どもながらにトイレの悩みを持っている事をママは知っていますか?
悩みは個々によって色々かもしれませんが、トイレの悩みが解決すればおむつが取れる事だってあるのです。
おむつを取るためにも、ママは子どもの悩みを解決できるように、易しく聞き出してあげる事が必要になってきます。
・ウンチの時の水はねを嫌がる
4歳半の子が持つ、トイレの悩みとして多くあげられるのがウンチ事情です。
トイレでおしっこは出来て、パンツで過ごす事もできるのにウンチができない・・・。
ウンチがしたくなってもパンツの時には我慢してしまう。
4歳半になっても、ウンチだけおむつが取れない子がいます。
子どもがウンチをトイレでするのが嫌な原因としては、水はねが多くあげられます。
子どもは跳ね返った水がおしりにつくのが嫌なようです。
実際に、私の職場でも、ウンチが水に落ちた時にポチャっと水が跳ね返ってくることを嫌がる子が何人かいました。
Yちゃんは、トイレでのおしっこは完璧で、失敗もほとんどしないのですが、ウンチだけはおむつでないとしないと言う感じでした。
園ではほとんどウンチが出る事がなかったのですが、お家ではウンチはおむつに履き替えてしていたようです。
やはり、ウンチを力んだり、水がおしりにつく事が気持ち悪かったようです。
また、自分のしたウンチが、水の中に入っていく事にも抵抗を感じ、おむつでウンチをしたいと言う事につながってしまうのです。
解決策としては、初めからトイレでウンチをするのではなく、おまるで慣れさせていく事が大切です。
おまるであれば、ウンチが水の中に落ちていく事もないし、子どもが嫌がる水はねがなくなります。
おむつでしかウンチをしないと言う子どもには、おまるからのトイレトレーニングをおすすめします。
・足が付かない事で力めない
足がつかない大きなトイレに子どもが座っても、おしっこやウンチができないと言う子もいます。
トイレの床に足がつかない事で、身体に力が入らず、息張る事ができないのだと感じます。
ウンチをする時は、身体に力が入りますが、足が床に届かずフラフラした状態のままだと力が入れずらいのでしょう。
よく小さい子がおむつにウンチをする時に、じっとして動かなかったり、カーテンの裏に隠れて力んでいる子もいますよね。体に力を入れることでウンチがしやすくなります。
子どもにとって、足がフラフラした状態だとウンチをするのにも集中が出来ないと言う事になります。
解決策としては、足が置ける踏み台を用意することです。
子どもが、力を入れやすいように、足をおけるようにしてあげる事でウンチもトイレで成功する確率があがります。
足がつかないトイレでウンチをする事は、子どもにとって大変な事なのかもしれません。
大人になるとそれがあたり前となってしまいますが、4歳半くらいの子でも足がつく台を置いてあげる事で、楽にウンチが出来るようになるかもしれませんね。
4.4歳半の子どものトイトレで気をつけたい親の対応
- ガミガミ言わない。
- 細かいことは口出ししない。
- 褒める・認める事を忘れない♡
おむつが取れていなくても4歳半の子は、自分がおむつでいる事にちょっと抵抗があったり、恥ずかしさを持っている部分があると思います。
もちろん、家でおむつになる分には特に抵抗を感じないと思いますが、お友達がいたりすると、おむつ=恥ずかしいと感じる子も中にはいると思います。
4歳半は、お友達や親に言われた何気ない一言に傷ついたりする年齢でもあります。言われたことを考えたり、ずっと心に残ってしまったりすることもあります。
おむつが取れない事に関して、怒ったような口調で言う事は逆に子どもの心を傷つけてしまいます。
もちろん、褒められたら素直に嬉しい事を表現してきますが、ママのイライラした一言が子ども心を傷つけてしまう時があることを頭に入れておきましょう。
4歳半の子どもにも少しはお兄さん・お姉さんと言うプライドがあります。
ママが子どもにおむつやトイレの事を言いすぎる事で、かえっておむつが取れなくなってしまう事もあります。
多少おむつに失敗しても、子どもが前向きになれる言葉をかけたり、ママが笑顔でいてくれた方が子どもの気持ちも楽になります。
子どもが不安の中で、おむつを取ろうとしてもうまくはいきません。
ママの安心できる言葉かけが、4歳半の子どもには大切です。
トイレトレーニングに関して、細かいことはママも気にしないようにしましょう。
4歳半は、自分で周りを見て真似したりすることができるようになってきます。
トイレの座り方が下手だったり、おしっこが飛び散ったりしても大丈夫です。
失敗しても4歳半の子であれば、それを学んで次へとつなげる事ができるようになります。
一つひとつママが教えていく事も必要ですが、見て学ぶと言う事も子どもには大切なことです。
5.まとめ
いかがでしたか?
今回は、「4歳半の子がおむつが取れない原因・子どものトイレの悩み」についてお伝えしました。
4歳半の子でもおむつが中々取れない子はいます。
おむつが取れない原因をママがしっかり把握していく事が、子どものおむつを取るためには必要な事です。
- トイレトレーニングをしたことがない
- おむつで楽をしたい
- ウンチだけおむつにする
- 発達障害がある
- 膀胱機能が未発達
また、4歳半の子どもであれば、トイレでの不安な事などを話せるようにもなってきます。
ママが子どもに寄り添い、心配な事や子どもの考えている事を優しく聞き出してあげる事も大切です。
おむつが取れない事で不安を感じたり、焦ってしまう事もあるでしょう。
親のあせりは、イライラの原因につながってしまったり、子どものトイレトレーニングに影響を与えてしまうこともあります。
焦る事で余計に子どもが不安を感じて、オムツでの失敗に敏感になってしまいます。
一人で心配な時には、周囲の人に相談しながらゆっくり進めていきましょうね。