子供の為の貯金は運用した方が良い?上手な使い方とは。

子供の将来の為にコツコツと貯めてきた貯金。どうせ貯めておくなら、お金を増やしていきたいと考える人が多いと思います。

しかし投資の経験がない人からすれば、貯金を運用するのは怖いしリスクがあるのではないかと心配になりますよね。子育て先輩ママたちは、子供の為の貯金を運用しているのか?失敗しないための貯金の仕方についてまとめてみました。

1.貯金の運用=イメージが悪い?

ヨウ
こんにちは!大空育児ブロガーのヨウです。

皆さんは「貯金の運用」「資産の運用」と言う言葉を耳にしたことはありますか?

「運用」と言うと、怖いイメージを持っている人が多いと思います。

運用するなら損することを覚悟のうえで行った方が良い、生活費などを使って運用するのではなく自分の娯楽費や遊び金を使って行うのが一番、運用はお金持ちがすること。

世間では運用について、あまりよいイメージを持たれていません。

確かに得する事で大きな利益に繋がることもあれば、逆に損をして、運用した貯金が一瞬にしてなくなってしまうこともあります。頑張って、一生懸命貯金してきたお金が消えてしまう・・・これ程悲しい事はありませんよね。

長期に渡って自分で貯金してきたお金だからこそ大切にしたい、もっと増やして将来の子供のためにとっておきたいと思う気持ちが親として強いと思います。

運用は投資とは違います。

投資は利益を目的にリスクのある投資商品を買う事ですが、資産運用は今ある資産を目標を決めたうえで安全に増やすことを言います。

安全にできる分、期待されるほど大きな収益が伴わないのが運用です。上手に長期的に行う事でコツコツと貯金を貯めていくことができる運用はみなさんが考えているより安全に行う事ができます。しかし、ご自身で運用についてある程度勉強し、知識を身につけ理解したうえで行う事が何より基本になってきます。

2.運用には色々な方法がある

運用などしたことがない・・・と思っている方でも、実は貯金を運用している人は意外とたくさんいるのです。ただ、それが運用であった事を知らなかっただけかもしれません。お金を貯めるときには、銀行や郵便局、最近ではネットの銀行にお金を貯金する人が多いと思います。何も見返りを求めず、安全な普通口座に貯金する方法が一般的かと思います。

しかし、貯金の運用には色々な方法がある。

皆さんの周りで一番身近な貯金の運用方法は、定期貯金ではないでしょうか。

定期預金での運用

定期貯金とは、銀行や郵便局にお金を預けてから一定期間は預金を引き出すことができず、満期日までは預けたままになります。預入期間も1か月の短期間から10年間と長期間に渡って取り扱う銀行もあります。

子供の学資保険も貯金運用に必要

保険と子供の教育費の積み立ての両方が一度にできることもあって、子育て中のママにとっては利用性の高い保険です。

投資信託での運用

ジュニアNISAが始まったので、NISA口座を通して投資をする事によって、投資金額100万円までの配当金や値上がり益が非課税になると言う仕組みです。NISAを活用して子供の教育資金を貯金している人も多くいます。これはしっかりとした知識がないと大きなリスクが伴い、原本割れになってしまう可能性が一番高いです。

投資経験のない人でも、銀行にお金をそのまま貯金しておくのはもったいない。子供が大きくなった時まで貯金しておくなら少しでもお金が増えてかえってくることを望んでいる!と言う人も多いことでしょう。投資経験のない人でも子供の為に貯金を運用しておくことはできるのです。

最初から大きな利益を上げようと、すぐにお金を貯めることを目的として運用を始めてしまうと、それに伴って大きなリスクがついてくる事もあります。まずは、大きなリスクを伴わない手軽に始められる運用がおすすめだと思います。

安全な運用を心がけるためにも無理な運用はしない事!

今できる範囲での運用を考えたり、それが厳しいと思うならこれから先より今を見てコツコツと貯金をしたり、自分で出来る範囲に抑えていくことが大切です。

3.短期間の運用より長期間の運用を心がける

なぜ、長期間で運用する方が良いのか?

それは毎年確実に貯金が増えていくからです。長期的に貯金を運用することによって複利の力を活用できるのです。複利とは原本についた利息も含めた金額に利息がつく事です。

参考に例として挙げてみたいと思います。金利0.2%の銀行に子供の貯金100万円を定期預金で運用したとします。1年後には利息がついて100万2千円となります。2年後には利息を含めた100万2千円が複利の対象となります。0.2%の金利がつくので利息2千4円で合計100万2千4円となります。

これを子供の将来の事を考えて貯金を10年間運用したら102万176円となります。100万円が10年後には2万円以上の利益を生んでいます。2万円は大きな利益ですよね。昔は普通預金でも0.2%の利息は当たり前のようにありました。しかし現在の普通預金の運用ではまず考えられない利益です。

コツコツと長い間運用していくことで貯金も増えていくので、子供の為にも貯金を下ろさないと言う我慢も必要になってきます。もちろん一生懸命貯金をしていれば、のちに子供の学費などでお金が必要になった時に親が困らないで済みます。

子供が大学に行きたいとなった時が一番お金がかかるときなので、子供が小さい時から少しづつ長期的に渡って運用していくことが理想と言えます。いくら運用していてもすぐに使ってしまってはメリットがなくなってしまいます。

「継続は力なり」と言う言葉があるように貯金をするにしても継続が必要になってきます。コツコツと継続することで必ず良い結果が伴ってくるでしょう。

4.口座に貯めるより運用した方が貯金が貯まる?

貯金を普通口座に貯めるのであれば運用した方が確実に貯金が貯まります。定期預金で運用する場合は、先ほど述べた複利で行うことでお金がより貯まりやすくなります。

貯金運用のメリットとしては、お金を使いたいときにすぐに引き出すことができないので、無駄使いが減ると言う事もあります。子供の為の貯金をしていても、普通預金にお金を貯金していると、急にお金が必要になった時やショッピングをしていて気に入った服に出会ってしまった時に、すかさず銀行や郵便局、コンビニのATMで貯金を降ろし、買い物ができます。

便利な時代になり、大きなショッピングセンターやスーパーなどでも必ず銀行のATMが設置されています。それではせっかく頑張って貯めてきた貯金を迷いもなく使う事が出来てしまいます。

貯金を定期預金で運用していた場合は、銀行に行っても窓口に行かないと降ろすことができないので、一度本当に必要なお金なのかと考える余地があります。

一瞬でも考える時間と言うのは無駄使い防止として大切な事のです。近年は、普通口座にお金を貯金して運用していてもほとんど利子や利息は付かない状態です。同じ期間、お金を貯金しているなら運用する方が利子や利息も大きくなるのでお金も貯まりやすくなります。

子供の貯金を大学受験や学費に使うと考えている人は、お金を貯めて毎月貯金している時期も長くなると思います。

運用するメリットとは?
一般的に口座に貯金していても10年たっても利子はほとんどつきません。貯金を運用するなら長期間で定期預金に運用した方がお金も貯まり少しでもお得感が出るメリットがあります。

しかし子供の貯金と言う事を忘れず頭に入れておくことが大切です。

5.おすすめの運用方法は?失敗しないための貯金の方法とは

貯金の運用方法には様々な物がありましたが、一番大切なのは自分にあった運用方法を選ぶと言う事です。

損益が発生しない安心して貯金ができる方が良いと言う、子育てママたちへのおすすめの運用方法は、普通口座への貯金又は定期貯金です。利率がほとんど発生しない為、お金を増やすと言う事は関係ないとして、自分で長期にわたって地道に貯金していくタイプの人に向いています。

個人的には、子供の将来の貯金を考えるのであれば、しばらくは貯金したお金を使わない事が前提なので、少しでも利率が良い定額貯金(複利)が良いと思います。

複利があるかないかで、5年、10年後に大きな利益の差が生まれてきます。単利よりも複利の方が長期的に貯金運用するにあたり、メリットが大きいので、定額貯金を考える際にはどこの銀行・郵便局に預けるか、利率が大きいのは?など考えて決める必要があります。

子供が小さいうちから学資保険に入る家庭も多くいます。

一定の金額を毎月積み立てていくことで保険と教育積み立てがついてお得のように見えますが、一概にメリットだけではないのです。

保険もついているため、お金を支払っている親(契約者)がなくなった場合は保険料が免除されます。また、学資保険によっては、子供の怪我や病気など保証機能がついているところもあります。

しかし様々な付属がついているだけに毎月の積立金がそれだけ高くなるので学資保険に入る際にはきちんと調べることが重要です。

長期的に積み立てをする事で保険料と教育の積み立てが安くできている学資保険は、短期間で解約した場合、原本割れする可能性が高くなります。

貯金を使いたいときに下ろせなくては困る、短期間の保険・貯金として考えている子育てママたちには不向きになってしまうので気を付けましょう。

最後に多少リスクがあってもお金を増やしていきたいママたちは投資での運用が一番利益が期待できます。リスクがあることも承知の上で行う事が前提ですが、運用方法をしっかり押さえていれば投資での運用も頭に入れてみてもよいでしょう。

投資のメリットはいつでも売って現金化することができることです。株が上がっていればいつでも解約してお金に変えることで儲けを生む。ただ、株が下がっているときに現金化してしまうと、原本割れしてしまうので、頻繁にチェックすることが大切です。

ヨウ
時間に余裕のある親であれば、投資を考えてみてもよいでしょう。定期的に株価をチェックする事がポイントです。株をする事で投資にも強くなるし、株があがっている時を目安にお金を引き出せば資産を増やす事もできます。もちろん、理解したうえで運用する事が大切です。

6.まとめ

近年は、普通口座にお金を貯金して運用していてもほとんど利子や利息は付かない状態です。

同じ期間、お金を貯金しているなら運用する方が利子や利息も大きくなるのでお金も貯まりやすくなります。ただ、ご自分の無理のない範囲で貯金を運用していくことが大切です。

子供の将来の為の貯金と言う事を忘れずにコツコツと貯めていくことが大切です。

短期間で大きな利益を得ようとしても失敗してしまいます。地道に長期間で貯金を運用することによって結果が伴ってくるでしょう。子供の資金を増やすためには、努力が必要な事を忘れないでくださいね。

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