仕事と子育ての両立は難しい?少しでも楽にする方法とは!

最近は子供を出産してからも仕事復帰するママが多くなっています。

仕事と子育ての両立は簡単な事ではありません。家事と育児に時間が取られ、両立するのは難しいと感じることも多いかもしれませんが、ちょっとした手間をかけるだけで仕事と子育ての両立が楽になります。

ママが少しでも楽になるための方法をお伝えしていきます。

1.仕事と子育ての両立が難しいのはなぜ?

ヨウ
こんにちは!大空育児ブロガーのヨウ(@oozoraikuji07)です

結婚してからも仕事を続ける女性が多くなり、最近は子供を出産してからも仕事復帰し、子育てをしながら仕事を頑張るママがたくさんいます。

仕事と子育ての両立を毎日当たり前のようにこなしていくママたち。朝起きたら家族の朝食を作り、掃除に洗濯、自分の身支度、子どもの支度をして出勤。

仕事が終わると、休む暇なく夕食作り、お風呂、子どもの寝かしつけなど・・・夜の寝る間際まで家事、仕事、子育てと全てを大忙しで両立しています。

しかし慌ただしい毎日に「仕事と子育ての両立が難しい」「仕事と子育ての両立は無理なのかもしれない」と感じることがあると思います。

なぜ仕事と子育ての両立が難しいと感じてしまうのか?結婚しても子どもを産む前は仕事をしていても家事と仕事の両立に悩むことは少なかったと思います。自分の時間が持てたり、息抜きして仕事帰りにショッピングやお茶をしたり、残業も悩むことなく引き受け、残った仕事も家に持ち帰り行う時間があったことでしょう。

仕事もプライベートもある程度は充実できていたと思います。

子どもが産まれると、以前のように同じライフスタイルで生活することが難しくなります。

子育てが加わった事で、家でも仕事でも休む暇なく働き、体力的にも精神的にも限界と感じてしまう事があるのです。子どもが小さいうちは家事をしていても抱っこやおんぶで過ごすことが多くなります。

2歳くらいまでは夜泣きもあることからママがゆっくり睡眠を取ることが難しい時期です。

寝不足で仕事に行くことも多くなると思います。子どもを産んで仕事と子育ての両立を図るときには今までと同じ生活をしていると、時間的にも精神的にも余裕がなくなり仕事と子育ての両立するのはまず難しいでしょう。

今までの生活を見直して仕事と子育てがしやすい環境や生活に変えていくことが大切です。

2.仕事に子育て、ママの負担が大きいと感じる理由!

ママたちは毎日の子育てに休む暇なく動いて、それに加え仕事となると負担も大きくなります。

負担が大きければ大きいほど疲れてしまうのも当たり前の話ですよね。たくさん動く人とほとんど動かないでじっとしている人で比べると疲れる度合いも違ってきます。明らかに動いた人の方が体力的にも疲れます。

仕事では人間関係や精神的な面で気を遣い、家では子育てや家事と肉体面で負担を感じる事でしょう。

仕事と子育ての両立を頑張っているママは全てを完璧に行おうとします。誰でもすべてを完璧にこなそうとするとそれなりの時間も取られるし難しいでしょう。

新米ママは特に手を抜くことを知らずに全てに一生懸命で子育て、家事、仕事に全力投球です。誰でも24時間、一生懸命に頑張ろうとするとすぐに疲れてしまいます。

仕事のある日は、掃除や洗濯は手抜きをして、仕事と子育てを頑張る日と決め、休日に掃除を頑張って行うと言うやり方でも平日の時間に余裕ができると思います。

どこかで息抜きをしたり、少し手を抜くことをしたほうが、「また頑張ろう」と言うやる気持ちにつながり頭もすっきりします。

忙しすぎて息抜きできる暇がない!と感じるママも多いかと思いますが、ちょっとした事で息抜きはできるのです。

仕事と子育ての両立をしているとあっという間に時間が過ぎて、シッピングやお茶に行く時間がないというママもいると思います。リラックスして息抜きする時間は5分でも10分でもいいと思います。大好きなコーヒーや紅茶を入れて座ってゆっくり飲むだけでも、心が落ち着き癒しの時間となります。

慌ただしい時間から解放されて幸せの時間となることでしょう。

3.仕事と子育てを両立しているママの参考例

私が働いている職場には、仕事をしているママもいれば、専業主婦のママもいます。

仕事と子育ての両立をしているママたちは、専業主婦のママたちに比べて忙しそうにしている姿はあるものの、それなりに充実した毎日を過ごしているように感じます。

子育てと仕事の両立を楽しそうにこなしている30代のママを例に挙げて一日の生活を見ていきたいと思います。

3人の子育てをしている30代のEさん。

小学校1年生の男の子、5歳の男の子、3歳の女の子と3人のやんちゃな子どもたちの子育てと仕事を両立させています。

一番下の子どもが2歳になったのをきっかけに保育園に預け、ママも専業主婦から仕事復帰し働き出しました。「平日は毎日が慌ただしくバタバタ」「やんちゃな3兄妹に怒ってばっかり!」と言いながらも楽しそうに子どもと関わっている姿があります。

専業主婦の頃は時間に余裕があったようで、朝も子どもたちにゆとりを持って関わってあげたり、あまり子どもたちを急がせる事もしなかったようです。

子どもたちを送ってから、下の子を見ながら掃除や洗濯、買い物を済ませ、時間に余裕ができると子どもがお昼寝をしている間に、夕食を作ったり、ママがゆっくりする時間もある程度はあったようです。

時間にも自分自身にも余裕があった事でしょう。

しかし専業主婦から仕事に復帰し、生活は大きく変わったと言います。

時間を大切に使うようになり、手抜きが出来るところは手を抜いたり、パパにも家事や子育てを協力してもらうようになったと言います。

仕事と子育てを両立するにあたり、パパには家事を手伝ってもらう事を約束したようです。元々、子煩悩なパパは子どもと遊んだり、子どもとお風呂に一緒に入ったりはしてくれていたようですが、家事に関してはほとんどやらないタイプだったようです。

ママが仕事に復帰したことで夫婦共に忙しい生活になったことで、子ども達にも何かしらの影響が出てきます。大忙しの毎日の中で仕事と子育てを頑張るEさんの一日の生活を見ていきたいと思います。

<Eさんの一日の流れ>

5時 起床(ママ)~洗濯・朝食作り・ママの身支度

6時 パパ・子ども(長男)起床~朝食~長男の身支度・洗濯干し・掃除(軽く)

7時 パパ出勤・長男登園・次男と長女起床~朝食~身支度・ママ朝食

8時 次男・長女を保育園へ送り出勤

18時 保育園・学童へお迎え

18時半 夕食作り(夫婦で帰宅が早かった方)~洗濯を取り込む~お風呂

19時半 家族全員で夕食・食器洗い・子どもたちと遊ぶ

20時半 子どもたちの寝かしつけ

21時半 洗濯物をたたむ・子どもの学校の準備・ママたちの自由時間

23時 ママ・パパ就寝

仕事のある日の一日の流れとなります。専業主婦のママに比べると一日中動きっぱなしで、家事に子育てに休む暇がないのが分かると思います。仕事を始めたばかりの頃は、家事に子育てに自分が一杯いっぱいになってしまい仕事との両立が難しいと思ったこともあったようです。

しかし、Eさんは慌ただしい中でも効率よく時間を使う事を心がけていったようです。

休日にまとめて1週間分の食材を買ったり、夕飯は夫婦で帰宅が早い方が作るなど、仕事と子育ての両立がうまくいくように家族に協力してもらっているようです。

また、子どもとの会話をする時間を取るのが中々難しいので、お風呂に入りながら学校や保育園での一日の様子を聞いてコミュニケーションを図り、スキンシップを心がけているようです。時間のない中でも、子どもたちとの関わりを大切にしているのが伝わると思います。

また仕事をした事で、子どもとの時間を大切するようになったと言います。

専業主婦の時には、毎日ずっと家の中に子どもといる事でストレスになってしまったり、兄妹喧嘩が多くて怒ってばっかりの自分にイライラすることもあったようです。

仕事を始めた事で、子どもと一緒に過ごす時間が減ってしまった分、一緒にいる時間は子どもといっぱい関わって遊んだり、公園に出かけたりと充実していると言います。

難しいと思っていた仕事と子育ての両立も最近ではあまり負担にならなくなったようです。

時間に余裕がないと人はイライラしたりストレスになります。自分にストレスがあると子どもや旦那に八つ当たりしてしまったりと、家庭も上手くいかなくなってしまいます。

自分の負担にならないように仕事と子育ての両立をする事が大切で、その為にはちょっとした手抜きをすることもママにとっては必要な事なのです。

4.仕事と子育ての両立を少しでも楽にする方法!

仕事と子育ての両立は誰だって「難しい」「大変」「辛い」と思ったことがあるはずです。

時間を上手く使えるようになればきっと仕事と子育ての両立だってきっと軽くなるでしょう。

隙間時間を工夫してうまく利用できる人は、仕事と子育てを上手に出来ている事が多く感じます。

ちょっとでも自分に余裕が生まれる為に実践していきたい事とは。

・家事に時間をかけない

仕事と子育ての両立が大変であれば、難しく考えずに家事の負担を減らすことが一番手っ取り早い方法だと思います。毎日行わなければならない食事作り。

意外と時間をかけて作るママが多いと思います。もちろん時間をかけて料理を作ることはすごい事だと思います。しかし、仕事と子育ての両立で忙しい合間に作る料理はいかに時間をかけず手際よく作れるか?だと感じています。

レトルトや買ってきた総菜ではなく、美味しい手料理を家族に食べさせてあげたいと思うのがママの理想だと思います。休日にまとめて作った料理を冷凍保存しておくことで料理の時間短縮になります。

仕事の日は夕食に時間をかけないように冷凍しておいた料理を温めなおすだけでも良いと思います。仕事から帰るのが遅くなってしまい作るのが難しい日も温めるだけならできますよね?熱々の手料理を食べてもらえるので総菜よりも見た目も栄養バランスも良い事でしょう。

最近ではCOOKPADや色々な会社から簡単な料理を紹介していたり、家にある食材を入れると献立を考えなくてもレシピが出てくる便利なアプリもあります。ママにとっては強い味方となるので使ってみるのも良いでしょう。

毎日する掃除も時間がとられる一つです。

小さい赤ちゃんがいる家庭では毎日隅々まで掃除機をかけたり、雑巾がけをしたりする人が多いことでしょう。子どもがある程度大きくなれば、忙しい日は手を抜いて、毎日の掃除機をモップをかけるだけにしても良いと思います。

また最近ではお掃除ロボットも出ています。お掃除ロボットがあれば、掃除をする時間を他の事にかけられますね。

買い物はできるだけ休日に行う。

仕事が終わってから買い物に行くとそれだけで時間がかかってしまいます。

一つのものを買いにお店に行っても、色々な商品を見たくなってしまったり、いらないものまでつい買ってしまうなんてこともありますよね?

ある程度日持ちのする食材を選んで休日に済ませておけば、仕事終わりにそのまま帰れるので楽になります。無駄使い防止にもつながります。日用品はなくなる前に事前にストックとして休日に買っておいたり、お肉なども買ったら1回分ずつ小分けにして冷凍して置くと便利でしょう。

・家族に協力してもらう

仕事と子育ての両立をするにあたって家族の協力は大切です。

みんなができる範囲で少しでも協力してくれればママの負担も軽くなり気分的にも明るい気持ちで過ごすことができるでしょう。パパにでもできるゴミ出しや食器洗い、お風呂掃除などお願いできる事は協力してもらうと良いでしょう。

子どもにも自分の身の回りの事は自分で出来るように、毎日の習慣として行ってもらうと良いと思います。協力してもらった後にはママから「ありがとう」の一言があるだけでパパも子どもたちも気持ちよく協力してくれるのではないでしょうか。

・仕事と子育ての両立が負担にならない程度に働く。

仕事と子育ての両立が難しくて、ママがイライラしていては家の中の空気が悪くなってしまいます。

ママが明るく元気でいるだけでパパや子どもは安心することができるのです。仕事と子育ての両立が難しい時には無理せずに、家族に相談をし、仕事の時間を短くするのも一つだと思います。

職員だったのをパートに切り替えたり、扶養範囲内で働いたり色々な方法があります。また、家で出来る在宅ワークも多くなり、子育てや家事の間にできる仕事も増えてきました。自分に合った仕事を選び、無理のない範囲で働くことが家族にとっても良い事と言えるでしょう。

5.まとめ

この10年の間で、仕事と子育てを両立しているママが多くなり過去最高の68.1%に及びます。

仕事と子育てを両立を難しいと感じているママは、効率よく時間を使えるようにもう一度生活を見直し、1日のタイムスケジュールを目安に作ってみても良いでしょう。

家事や子育てで手を抜けるところは手を抜いて、時間に余裕を持って毎日を過ごせるように心がける事で難しいと感じていた仕事と子育ての両立が少しでも楽になることでしょう。

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