子供の貯金、平均は?子育て費用に困らないために目安を立てよう!

子供の将来を考え、毎月ちょっとでも貯金をしたい。大きくなるにつれて、学校、塾、習い事などお金がかかってきます。子供が小さいうちの方がお金が貯めやすく貯金がしやすいのです。

いったい、子供のための貯金は月いくらくらいが平均なのでしょうか?今からきちんと目安を立てて貯金をしておくことが、子育てをしていく上で大切な事なのです。

1.子供のための貯金はした方がいいの?

ヨウ
こんにちは!大空育児ブロガーのヨウ(@oozoraikuji07)です

子供が生まれると色々とお金がかかってきます。毎月おむつ代、ミルク代、洋服代、おもちゃなどの他にも細々とした雑費代と結構、子育ての費用がかかります。

子供の将来のために親がちょっとずつ貯金をしている家庭、あるいは子供の貯金はしないで大人になってから自分で働いて貯金を貯めてもらう家庭、2通りの家庭があると思います。

子供の貯金をしている家庭と子供の貯金をしていない家庭、どちらの方が多いのでしょうか?

子供の為に貯金をしている家庭では、どのようなお金が子供への貯金になっているのでしょう。

親戚や兄妹からもらう子供へのお年玉。子供の七五三や誕生日、小学校や中学校への入学卒園祝い、成人式のお祝いのお金をもらった時に子供の通帳へ貯金する。

毎月の生活費に少しでも余裕のある方は、国から頂ける子供の児童手当なども貯金にまわす方もいます。

もちろん児童手当を、毎月子供のおむつやミルクなど子育てで必要な物を買う為に当てている家庭もいます。また、子供の将来のために、親が毎月子供の通帳へ貯金をしていると言う家庭が多いのです。

反対に子供の貯金をしない家庭もあります。

「自分も親に頼らずに生きてきたから」「親から高校を卒業したら自立するように言われているから」と育った環境によって違いがでるのがわかります。親から貯金をしてもらわなかった人は、自分が結婚して子供が生まれても、子供用の通帳を作って貯金をしない人がほとんどです。

子供の為の貯金をしていない家庭は、貯金をしている家庭に比べて、毎月の生活費に少し余裕が出ます。もちろん家庭の収入によっても違ってきますが、児童手当も子育て費にまわすことができます。

子供が成人するまでの経費(生活費や教育費)は親の務めだが、月の収入でやりくりができるのであれば子供の貯金をする必要がないと考えるようです。子供が成人した後に親のお金を当てにしないためにも、貯金は自分で一から始めた方がしっかりと自立できると考える方もいるのです。

家庭によって子供の貯金はやった方がよい、通常の貯金があれば子供用に貯金はしなくてもいいと言う考えの方も中にはいるので、夫婦で子供の貯金についてしっかりと向き合っていってほしいです。

2.子供の貯金を始めるのはいつから?

子供の貯金を考えている場合、みんないつから貯金を始めているのか気になりますよね。

子供が生まれてから?子供の教育費などがかかるようになった時から始める?それとも結婚したら将来の子供の事を考え貯金し始める?

どのタイミングで貯金を始めたらよいのか考えることがあると思います。

貯金する時期を逃してしまうとあっという間に子供が大きくなって、貯金が間に合わなかった・・・と言う事にならないためにも子育てをしながらも、目安を立てて計画的に貯金をしていってほしいと思います。

子供の貯金を始める時期も家庭によって様々ですが、一番お金を貯めやすいのが子供が小さいうちと言われています。

子供が小さいうちは食費もあまりかからず、おむつやミルク代にお金がかかる程度です。

子供が大きくなるにつれて、幼稚園や小学校の教育費、給食費、制服代や体操服代など色々な面で大きな出費と細々した出費が出ていきます。

子供が幼稚園に入ってから貯金を始めようと考えると、毎月の生活費に加えて教育費も重なり子供の貯金にたくさんのお金をまわせないのが現状です。教育費がどの程度かかるのか、目安として知っておくだけでも子供の貯金をする上で参考になるでしょう。

子供にとって第一の集団生活の場となる幼稚園(保育園)。幼稚園の場合、平均的に3歳児から入園し3年間在園する子が多くいます。幼稚園の保育料も公立又は私立どちらに在園するかによって学費が大きく変わってきます。

公立幼稚園の場合は月平均2万円位ですが私立幼稚園の場合は月平均4万ほどの保育料がかかります。しかし公立幼稚園より私立幼稚園の方が圧倒的に多いのが現状で、私立の幼稚園に通っている子どもが多いのです。

親にとって金銭面での負担が大きい事から、私立幼稚園就園奨励費と言う制度があります。

私立幼稚園就園奨励費とは、国で定める基準内の市民税課税額世帯に保育料と入園料の一部を補助する制度です。家庭の収入によって戻ってくる金額が違うのですが、補助金が年度末に交付されるのでとても助かりますね。

小学校に入ると教育費が減少します。小学校は公立に入学する子供の方が圧倒的に多いです。公立小学校の場合は教育費が月平均8千円程なので6年間通う事を考えたら、負担は軽くなります。

中学校は公立の場合で教育費の月平均が1万5千円程となります。

私立の場合は学校によって値段が大きく変わってきますが月平均8万~と教育費もかなり高くなります。中学校もほとんどの子供が家から近い学校へ行くことが多い事が文部科学省の調査で明らかになっています。

高校になると自分の行きたい高校を探したり、他県の高校に行ったりと私立へ進学する人も多くなってきます。

公立高校の場合は国の負担があるので教育費の月平均が2万円前後となりますが、私立となると月平均6万と3倍近くになってくるのです。

その他にも、部活動費や塾、習い事などがあるとまた別に出費が重なるので子育てをしていく上で貯金の目安を立てておくことが大切です。

子供が成長するにつれて教育費の面でもお金がかかってきます。

子供が幼稚園に入園するまでが一番貯金をしやすい時期でもあるのです。

早い人ではママのお腹の中に赤ちゃんが出来たら、貯金の目安を計画し始めているのです。子供が生まれてから貯金を、毎月こつこつと貯めていくことが将来、子育て費用に困らないためにも大切なことでしょう。

3.収入が多い家庭ほど子供への貯金額も多い?毎月の貯金の平均は?

子供の為の貯金、毎月平均していくら貯金しているの?

周りの人やママ友に聞きたいけれど中々金銭的な事は聞きずらいと言う事もあると思います。お金の話でトラブルになるのが一番厄介な事ですからね。小さい子どもを持つ親が子供の為に毎月いくら位貯金へまわしているのかを見ていきたいと思います。

子供用の貯金は毎月決まった額を貯金するのが良いとされます。

生活費で余ったお金、その分を子供用の貯金へとまわす。生活費がギリギリだったから今月の貯金はなし!と言うやり方をしていたらいつになっても貯金はたまりません。

お金なんて余裕があればあるほど使ってしまうのが当たり前。きちんと毎月お金の使い道の目安を立てることによって無駄使いも減って貯金へとまわすことができるのです。

収入が少ない家庭はそれなりに毎月の生活を切り詰めて貯金をしている事でしょう。

生活がぎりぎりで貯金がほとんどできていないと焦る家庭も少なくありません。

生活面の大きい出費である家や車のローン、家族の健康保険、ガソリン代、携帯代、食費などを抜いたら余るお金はごくわずか。みんないったいどうやって貯金しているの?と思っている人も多いのです。

それは目標を持って継続した貯金をする事。

子供の為にちょっとづつ貯金をして「子どもが小学校に入るまでにはいくら貯める!」「児童手当だけは子供の為に貯金をしておろさない」「お祝い金は子供の専用口座に預けておく」言う大まかな目安を持って貯金に臨んでいる人は、子供が大きくなるころにはしっかり貯金がたまっている人が多いのです。

給料が少なく生活がきついと思っている家庭でも子供の為の児童手当を貯金へまわすだけでも数年後には意外と大きな貯金になっていますよ。

「ちりも積もれば山となる!」と言いますがこつこつ貯金することが本当に大切です。児童手当は子供が生まれてから3歳までは毎月1万5千円もらえます。

3歳から小学校終了前までは1万円(第3子以降は1万5千円)、中学生1万円と中学卒業まで貰えます。

児童扶養手当を1年間貯めると1万5千円×12か月=18万円。3歳までに54万円。中学校卒業までには平均198万円の貯金ができます。

子供の為に国から貰える児童手当。

毎月子供のおむつ代やミルク代に使うのも悪くはありませんが、賢い貯金方法を考えるのであれば、児童手当を貯金していくのが一番手っ取り早く楽に始められるお金なのではないでしょうか?

生活費や家族の為のレジャーにつかっているママもいるとは思いますが、後々子育て費用にゆとりが持てるようにしていきたいですね。

貯蓄上手な先輩ママは児童手当は全額貯金にしている人が多かったです。毎月貯金ができない人でも児童手当を貯金にまわすだけで子供の教育費にも余裕が生まれます。

逆に収入が多い家庭は安定して子供の貯金ができると思います。

しかし収入が多い家庭ほど、生活にゆとりを持っているため娯楽・レジャー費を使いすぎている家庭があります。毎月の娯楽費や食費(外食)が多く中々貯金ができない方もいるのです。これではせっかく収入が多く金銭的にも余裕があるのに無駄使いが増えているだけになってしまいます。収入が多い家庭も目安を持って子供の貯金に取り組んでいくことが大切でしょう。

平均的にも子供の貯金はしている人の方が多く、毎月1万~2万円は子供の貯金にしているようです。多い人では5万~10万を貯金にしていると言った方もいるのですが、さすがに高収入でなければきつい金額です。

ボーナス月にはいつもの金額よりも倍にして子供貯金している人が意外と多く、みなさん可愛い子供の為にしっかりと目安を立てて貯金しているようでした。

4.みんなの理想の貯金額は?

生活費を切り詰めながら将来の子供の為に貯金を頑張っているママたち。

金額的には少ないけれど、少しでも子供の貯金へまわそうと一生懸命生活をやりくりしているのでしょうね。

ママたちが毎月平均して貯金している金額と、本当はもっと貯金したいと思っている金額にはどの位差があるのでしょうか。ママたちの理想の月の貯金額は?

子供の将来の事を考えて子供が小さいうちに、たくさん貯金しておきたいと考えるのが親心。

でも実際は家族の貯金の他に、子供用の貯金をするのが家計的に大変と思っている家庭も多いでしょう。

ママたちが毎月子供用の貯金として貯めておきたい金額の目安は平均で3万円です。

これは子供が3歳までに貯金100万円を貯めるための金額です。毎月の児童手当1万5千円の他に家計から1万5千円を頑張って加えれば3歳までには貯金100万を貯めることができるのです。

毎月やりくりしているお金から1万5千円を出すのは大変かもしれませんが、子供が大きくなってからお金に苦労しないためにも今のうちから子育て費用の目安を立てて、お金を使いすぎていないか、削れるお金はないかなど時々確認していく事で無駄使いを抑えて貯金ができるかもしれません。

5.子供の貯金はどこが便利?

子供の貯金はどこに預けるのが便利なのか?子供専用の口座を作った方が良いのか?と不安になる事がたくさんあると思います。

そこで子育て先輩ママたちが子供の貯金をどのように管理しているのかを調べてみました。

子供の貯金をするのに子供専用の貯金口座を作る人と親の名義の口座に子供の貯金をする人、どっちの方が良いのか最初に子供の貯金を始めるときにまず迷う事です。

先輩ママたちの間では子供の名義で専用の貯金口座を作る人が多くいました。

これには訳があり、子供が大きくなって成人した時に通帳と印鑑を渡せる事。子供自身がお金が必要になった時に使えるように印鑑も子供専用として分けていました。

子供が一人暮らしをしたりと家を離れるときに、家族貯金の印鑑と同じだと印鑑の変更手続きなどをしなくてはならないので最初から別にすると言う意見が多くあります。

次に貯金の預け場所です。

これは家の近くで出し入れしやすい銀行や郵便局であればどこでも良いと言う人も多くいました。

地方の銀行であると一人暮らしをして引っ越した時や、結婚をして家を離れた時に地方の銀行が引っ越した先になく、また銀行を変えなければならないはめになってしまいます。全国各地にある郵便局は貯金をするのに適していると言えます。

最近ではコンビニからも貯金がおろせるようになっているので大きな銀行であれば問題ないと感じます。

ただ貯金するだけでなく親に何かあった時の為や子供がけがをした時などの為に保険もつけたいと考える人もいます。両方が備わっている学資保険に加入する人も多くなっています。

学資保険とは子供の教育費などにかかるお金を補助する事を目的としています。

契約した保険料をしっかりと支払う事で、個人で決めた時期に教育資金としてまとまったお金を受け取ることができ、子育てをしているママたちにとっては便利な保険で加入している人もたくさんいます。学資保険は色々な会社から出ているので自分に合った保険を選ぶことが大切となってきます。

6.まとめ

子供の将来の為にも、子供が小さいうちから少しづつ貯金をしていくことが大切なのかと思います。

毎月平均2万円を目安に子供の貯金をしてはいかがでしょうか。無理をしない程度に毎月こつこつと貯金をしていくことが、子育てをしていくうえで必要になってきます。

しっかりと目安を立てて貯金をしておけばお金が必要になった時に慌てなくて済みます。

安心して子育てができるように子供の貯金について夫婦でしっかり考えていってほしいと思います。

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