子育てのイライラが原因で自己嫌悪に陥ることがあります。
またストレスが溜まる、肩こりや頭痛など身体にきたり、ひどくなるとうつ病にまでなってしまうのです。
子育てのイライラを溜めておくのが一番よくありません。
子育てをするにあたってイライラしないようにする為の方法や自己嫌悪になってしまった時の対処法を伝えていきたいと思います。
子どもはママが一番
子育てをしていると一日中ずっと子どもと一緒。
仕事をしているママは子どもを保育園や幼稚園など預ける時間があります。
その分、子どもと一緒にいる時間が減ってきて、子どもと過ごす時間が大切な時でもあります。
しかし、専業主婦のママで子どもがまだ就学していないと子育てをしている時間もとても長いです。
パパが仕事でいないと毎日、家の中に子どもと二人きり。
大好きな子どもと一緒にいる時間はとても大切ですが、時にはストレスになったり、子育てのイライラで自己嫌悪に陥ってしまう事もあるのです。
子どもにとって「ママは一番」の存在です。
ママと一緒にいる時間が長い分、子どももママの愛情をしっかりと受け止めているのです。
まだ言葉が分からない赤ちゃんでもママの存在は大きく、抱っこのぬくもりやママの匂いなどでママの感触を感じています。
子どもはいくつになっても「ママが一番」「ママが大好き」なのです。
子育てをしているとイライラから子どもを怒鳴ったりしてしまうことがありますよね?
「子どもの事を毎日怒ってばっかり」「ママはいつもイライラしているから嫌い」と感じている子どもも、実際はママの事がとても大好きなのです。
子どもにとって大好きなママやパパは、自分の感情を素直に出すことができる存在でもあります。
だからこそ、子育てをしていてもわがままや甘えを出して親を困らせようとするのです。
子どもは大好きな人に程、自分のわがままを言ったり、困らせてみようと思うものなのです。
子育てをしていて、子どもがわがままを言ったりすることでママはイライラしてしまう事が多くあります。
しかし子どものわがままは、よく捉えると「ママ大好き」のサインなのです。
子どもは好きな人には自分だけを見てもらいたい為に困らせようとするのです。
例えば、自分で出来るお着替えを、「ママがやってよ!」「ママも一緒じゃないと出来ない」など言う事はありませんか?
もちろん子育て中のママからすれば、自分のことは自分で出来るようにしつけないとと言う想いや、「出来るのだから自分でやりなさい」と子どもに言いたくなりますよね。
子育てに忙しいママにとっては、このような事を言って子どもにぐずられると「何言ってるの?」とイライラしてしまうと思います。
手伝ってあげない事で余計に子どもが暴れたり、泣き始めたりで時間も手間もかかってしまいます。
ママのイライラもピークになるし、どうしようもなくなってしまいますよね。
またママが子育てや家事に忙しい時に限って、子どもが後をついてきて離れなかったり、「ねえ。ママ見て」「ねえ、こっちに来て」と何度もママを呼ぶことがあると思います。子どもはママが自分の方を向いていない時や、忙しさからママが他に目がいっている時というのが分かるのです。
大好きなママにはいつも自分の方を向いていてほしい!私を見て!と言う子どもからママへのサインでもあるのです。
忙しい時に限って子どもが近寄ってきてベタベタしたり、「ママ」と何度も呼んできたり・・・
「何なのー!」「子育ても家事も全くできないじゃない」とイライラしながら感じる事でしょう。
そんな時には、子どもに寄り添って抱っこしたり、話を聞いてあげましょう。
子どもは自分の方を向いてくれたママに喜びを感じます。
それが5分や10分と少しの時間だけでも子どもは十分満足するのです。
満足することによって、子どもは自然とまた離れて遊び始めたり、笑顔になります。
ママがイライラしながら、「後でにして!」「手が離せないから今は無理」と親の都合から言葉を発してしまう事によって、後で後悔する事になります。
子どもは大好きなママに振り向いてもらえない事から機嫌が悪くなりイライラしたり、大泣きしたりします。
その対応に追われママも手が離せなくなったり、泣いている子どもにイライラ・・・なんてことで時間がとられる事もありますよね?
子育てのイライラの回数を減らしてみよう
子育てでイライラする事ってけっこう毎回同じ事が理由だったりしませんか?
子どもの夜泣きや子育てのストレス、思い通りに進まない日常、余裕がない事からのイライラなどが原因の事が多いのです。
自分がイライラしてしまう理由が分かれば、それを前提においてイライラしないように子育てを工夫してみてはいかがでしょうか。
・子どもの夜泣き
子どもが小さいとまず夜泣きは毎日続きます。
ママは寝不足覚悟で、夜中にミルクをあげたり、おむつを替えたりと眠い目をこすりながら毎日夜中に何度も起きなければなりません。1日だけなら我慢できるけど、毎日となるとさすがにママの疲労も溜まってくるのです。
子どもの夜泣きで眠れない事から寝不足になり、日中は家事や子育てに追われて、また夜になり子どもの夜泣きで起きると言う繰り返し・・・。正直、ストレスもイライラも溜まってきます。
寝不足によって十分な睡眠が確保できなかったり、睡眠の質が下がってくることによって、日常にも色々な症状が現れてきます。
頭痛がしたり、集中力がなくなる、物が散らかる、疲れやすくなる、太りやすくなるとと言った症状が起こるのです。
日中でも頭がボーっとして何をしても集中できなかったり、身体を動かそうとしても思うように身体が動いてくれないと言った事がありました。また精神的にもイライラしやすかったり、疲れやすくなっていました。
この時の私の睡眠時間は4時間ほどした。身体的にも精神的にも辛かったのでこれではいけないと思い、睡眠をしっかりとるようになると、やはり疲れも取れ、身体が重いと言った感じもなくなりました。
子どもの夜泣きはママにとっては辛い事です。
「子どもが泣いていてもパパはゆっくり寝ている。なぜ私だけ・・・」とパパにもイライラしてしまう事もありますよね。
子育て中のママはとっても大変です。
ママの疲れがピークになると、イライラも倍増しますよね。
イライラを残さないためにも、子どもが寝やすい環境や快適な室温を保って心地よい睡眠へとしていく事でママもいつもよりゆっくり休まるはずです。
・思い通りに進まない日常
子どもがいると、自分の計画が思い通りに進まなかった!って事はある事です。
「買い物に行きたかったのに子どもが寝ていて行けなかった」「子どもがぐずっていて時間に遅れた」「出かけようとした瞬間に飲み物をこぼした」など子育てをしていると日常で色々な事が起こります。思い通りに進まない事でママも焦ったり、イライラしたりしてしまいがちです。
しかしそのたびにイライラするのはもうやめましょう。
イライラする事で、楽しい出来事も半減してしまいますよね。
「子どもがいるからちょっとくらい予定が変わってもしょうがない!」と前向きに考えていきましょう。
そう考えることによって、イライラすることが少なくなるはずです。
子育てにトラブルは付きものです。
ママの思ったように子どもも動いてくれて、毎日の子育てがうまくいけば何の問題もありませんが、そんな簡単にはいかないのが子育てです。小さい赤ちゃんは「泣くのが仕事」と言いますが、ママをちょっと困らせて、子育てにママの手をかけてもらうのも子どもの仕事なのかもしれません。
ママも子育てに対する理想はきっとあるでしょうね。
子育てに対して、理想と現実の大変さの違いを感じているママも多いと思います。きっと誰もが、思い通りにならない日常にイライラを抱えているはずです。
時間に余裕を持って行動するだけでも自分自身に余裕が持てるかもしれませんね。
自己嫌悪になってしまった時の対処法
子育てのイライラが溜まってくることによってストレスや自己嫌悪に陥りがちです。
子育てをしていて、自分の思った通りにならなかったときや、子どもがいくら抱っこしてもあやしても泣き止まない・・・「子育て、頑張っているのにどうしてうまくいかないんだろう」「私の何がいけないんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまう子育てママが多いのです。
時に子育てが初めてのママは、子育てに対しての不安も大きく、育児に関して「これでいいのだろ?」と不安を抱えながら子育てをしているので、自己嫌悪になってしまう確率も大きいのです。
子育てで子どもが中々泣き止まなくて周囲の人に迷惑をかけてしまったり、子育てで失敗を繰り返してしまったりする事で子育てに対する自信がなくなってしまい、自己嫌悪に陥りやすくなってしまいます。
自己嫌悪になってしまうと、自分の全てを否定的に捉えてしまうので、子育てに関しても「自分はもうダメだ・・・」「子育てをやっていく自信がない」と自分の全てをマイナスに考えてしまうのです。
自己嫌悪に陥ってしまった人と否定的に考える人では違いがあります。自己嫌悪に陥ってしまった人は、「これはダメだったけど、こうしたらうまくいくのではないか」と言う良い方向の考えを見いだせないのです。
「自分はダメ・・・」と否定的な事だけに考えがいってしまい、うまくいく方法や同じ失敗を繰り返さないと言う反省に目を向けることができないのです。
否定的な考えの人は「自分はダメ・・・」と思っていても、何でダメだったかを考えたり、失敗しないためにはこうすればよいと言う事をしっかり理解することができます。
自己嫌悪に陥りやすいタイプとしては、完璧主義で理想が高い人です。
「自分は何でもできる」「周りから期待されている人間だ」「失敗などしたことがない」「失敗は恥ずかしい」と言う考えが強く、家でも会社でも完璧主義で、周りからの評価も高く、期待されている人が失敗をした時や過ちを犯してしまった時に自己嫌悪に陥りやすいのです。
周りからの評価を気にしたり、自分をさらけ出せずに作った自分を演じているからこそ自己嫌悪に陥った時にはそこから脱出するのに時間がかかってしまうのです。
子育てをしているママにしても同じことが言えます。
理想が高く、周りのママ友からの評価を気にする人。
「こうでなくてはならない」「子育てに関して失敗は許されない」など固く考えがちな人は自己嫌悪に陥りがちです。
子育てをする上で、周りのママ友からの評価を気にしすぎるために、子育てを頑張りすぎて自己嫌悪に陥ってしまったとなったら、子育てをしていても楽しくなくなってしまいます。
子育てに関して辛いことだけが残ってしまいます。
周りの評価よりも自分のできる子育てを頑張ることが大切です。
「自分は自分」「人は人」と言うように相手が子育てをいっぱい頑張っているからと言って、同じように頑張らないと・・・と思って自分の可能な容量よりもオーバーしてしまうと、いつか子育てのストレスやイライラが溜まった時に爆発してしまいます。
「自分なりにできる事を頑張る子育て」をしていけば楽しく子育てをする事ができると思います。
子育てでのスキンシップは大切
子育てをしていく上で、子どもとのスキンシップはとても大切な事です。
子どもとのスキンシップは子どもの心を落ち着かせ子どもの情緒を安定させると言う効果があるとされています。
また子どもだけでなくママにとっても子どもとのスキンシップは良い事なのです。子どもの肌と触れ合うだけで、ママの気持ちも穏やかになり、自己嫌悪の解消や安らぎやストレス、イライラの解消にもつながってくるのです。
ママが子育てでイライラしているときにスキンシップ?と思うかもしれませんが、ママがイライラしているときは子どもの心も不安定であったり、落ち着いていない時でもあります。
そんな時だから子どもにママの愛情を感じてもらうのです。ママも子どもも、スキンシップをはかる事でイライラが解消されたり、心が落ち着くことが期待されます。
子どもの肌ってモチモチで触っていて飽きないくらいに気持ちが良いですよね。ママにとって子どもとのスキンシップは癒し効果でもあるのです。ギューッと抱きしめる事でイライラも吹き飛んでいく事でしょう!
やり方はとっても簡単で準備もなしです。 子どもにギューッと8秒間、ハグや抱っこをするだけです。 「これだけでいいの?」と思うかもしれませんがこれだけでも子どもは十分ママの愛情を感じるのです。 愛情を感じるのに必要な時間は8秒と言われています。
もちろんそれ以上に時間をかけて抱っこしてあげる事は子どもにとっても嬉しい事です。
8秒抱っこであれば、イライラしている間でもすぐにできますし、子育てで行き詰まっている時や子どもが泣いているときにでも簡単に実践できます。スキンシップは親子にとって、とても大切な愛情の表現の仕方です。
まとめ
子育てからくるイライラで自己嫌悪に陥ってしまっては、せっかく楽しい子育ても辛いものになってしまいます。
自分に無理をせずに子育てをすることによって、子育てからのイライラがきっと軽くなるはずです。一度、自己嫌悪になってしまうとそこから抜け出すのに時間がかかってしまいがちです。
自己嫌悪に陥らないためにも、自分に素直になり、頑張りすぎない事や周りからの目を気にしすぎない事が大切です。