夜泣きが大変な新生児の時期。夜泣きがひどくて中々泣き止まない時に、新生児を落ち着かせる方法を知りたいと思っているママはとっても多いはず!
夜泣きをしてママが抱っこをしても泣き止まない時に「どうしたらよいのか分からない。」「新生児の夜泣きが落ち着く方法が知りたい。」と思いますよね?
今回は、新生児の夜泣きがひどい時にママに試してほしい方法をお伝えしていきます。
前回の記事では¨新生児の夜泣きが辛い時の対応策についてお伝えしました。
新生児の夜泣きは生まれたときから始まり、長い子供で2歳くらいまで続きます。もちろん夜泣きには個人差があるので早い子であれば1歳くらいには夜泣きがなくなり、朝方までぐっすりと寝てくれる子もいます。
ただ環境の変化であったり、何らかのストレスなどが子どもの夜泣きにつながる事も多くあるので、夜泣きの原因がいちがいに¨お腹が空いたから泣いている¨¨抱っこしてほしいからひどくぐずっている¨と言う事ではない事を理解してほしいと思います。
生まれたばかりの新生児は当たり前ですが言葉が喋れません。自分の欲求を泣くことで訴えようとします。新生児の夜泣きは原因は何であれ、自分の欲求を一番身近にいる存在のママやパパに知らせようとしているサインなのです。
小さい赤ちゃんでもしっかりと自分の欲求や感情を持っているのです。
もちろんママやパパにしたら新生児の夜泣きがひどい事で睡眠不足になったり、寝不足からイライラやストレスが溜まってしまうこともあると思います。
しかし、子供が大きくなるにつれてひどい夜泣きも少しずつ減っていきます。ママやパパは¨今が一番大変な時期¨と思って新生児の夜泣きにゆっくり焦らず対応してほしいと思います。
今回の記事では「新生児の夜泣きがひどい。夜泣きを落ち着かせるためには?」についてママに役立つ情報をお伝えしていきますね(^^)/
新生児の夜泣きで悩んでいるママはぜひ最後まで読んでいただき、早速実践して子どもに合った夜泣きを落ち着かせる方法を見つけてくださいね!
この記事の内容
1.新生児の夜泣きがひどい原因とは?
新生児の夜泣きがひどい原因は色々な事が考えられます。
喋る事ができない新生児を見ても何で泣いているのかがわからない・・・新生児が夜泣きをすると、一番最初にママが行なう行動としては子どもを抱っこする事だと思います。抱っこをしても中々泣き止まない。それどころか、さらにひどい夜泣きになってしまう。
抱っこをしても中々泣き止まないひどい夜泣きの原因に考えられることとして以下のようなことがあげられます。
・おなかが空いている。(ミルクの時間)
新生児の時期は、まだミルクや母乳を一度にたくさん飲むことができません。ママのおっぱいや哺乳瓶のミルクを吸う力がまだ十分でない新生児は少し飲むだけでかなりの体力を使います。母乳を飲みながら疲れてまた寝てしまうことも多くみられます。
新生児は母乳を飲む量も1回に100~120mlほどと少ないので、授乳間隔も2~3時間おきとなってきます。それはもちろん夜でも同じです。お腹が空いたことを知らせてくれるサインとして夜泣きがあります。
「ママ、お腹空いたよ。ミルクちょうだい!」と新生児は泣くことでママに伝えているのです。
赤ちゃんの時期は授乳間隔も短いので、ママは夜中に数回起きてミルクをあげる事になりますね。
21時に寝たとしても、0時・3時・6時と3回は新生児の授乳にママは起きるわけです。もちろん夜泣きには個人差があるので、ミルクの飲む量によっても違ってきますが、1日に新生児の夜泣きが3回ほどあります。
新生児のひどい夜泣きはお腹が空いたことによっても考えられます。
・おむつが濡れている(不快感)
次に考えられる夜泣きの原因としては、おむつがぬれている事での不快感です。
もし自分の服が何かが原因でぬれてしまったとします。
大人でも¨気持ち悪い¨¨冷たい¨と感じますよね?
たくさんぬれていた時には¨早く取り替えたい¨と思ってしまいます。
まだ、自分で取り替えることができない新生児はママに泣いてサインを送ります。
新生児の赤ちゃんもおむつがぬれていると¨気持ち悪い¨¨ママ早く取り替えて¨と思うのです。言葉にできない新生児はやはり夜泣きすることで大好きなママに知らせるのです。
小さな新生児でもおむつがぬれると、しっかりと不快感を感じています。
だから夜でもおむつがぬれると、新生児はひどい夜泣きをして「おむつ取り替えて~(;O;)」とママに訴えるのです。
・お腹の外に出てきた事への不安
ママのお腹の中で小さくなって過ごしてきた赤ちゃん。ママのお腹から外の世界に出てきて、まだ慣れていない環境で過ごすことに不安を感じている新生児。
ママのお腹で丸くなって小さく過ごしていた新生児が急に広い外の世界に出た事で、ビックリしてしまうことがあります。慣れない外の世界に不安を抱えている新生児は、まだ恐怖心が残っているのでしょう。
「ここはどこ?」「ママ、抱っこして。」と急に外に出てきた事への不安から、新生児は夜泣きをしたり、ひどい不安に襲われることで日中でも泣くことがあります。
環境が変わると不安になるのは新生児だけではありませんよね。
私たち大人でも職場が移動になったり、新しい環境で何かを始める時には、緊張することがあると思います。
大人であれば緊張から眠れなかったり、いつもより早く目が覚めてしまったりすることがあるでしょう。新生児の環境が変わった事への不安もこれと同じです。
ママのお腹から出てくる赤ちゃんは、新しい世界への緊張や不安を抱えています。
ひどい夜泣きの原因は、ママのお腹から急に広い外の世界へ出てきた事による不安かもしれません。
・ストレスの発散
だれでも人は生活する事で日常的にストレスを抱える事があります。ひどいストレスになる人もいれば、最小限のストレスで治まってしまう人もいます。
仕事・家庭・人間関係のひどいストレス・・・それぞれストレスになる原因は違いますが、ストレスがあるとそれを発散するのに、行動をしますよね?
私の場合は、ひどいストレスがたまるといつもよりイライラしやすくなってしまいます。甘い物を食べる・大好きなダンスをして身体を動かす・たくさん寝る・ショッピングに行く・・・このような事をしてストレスがひどい状態にならないように気を付けています。
新生児でもストレスを抱える事があります。新生児の場合は、泣くことでストレスを解消します。いつもよりひどい泣き方をしている場合や何をしても泣き止まないひどい夜泣きは、新生児がストレスを発散させるのに泣いている可能性もあると言う事を覚えておいてくださいね。
残念な事に、私たちは赤ちゃんがなぜ泣いているのかすぐに原因が分かりませんよね。泣くことでママに感情を伝えている新生児なので、ママが赤ちゃんの気持ちを読み取ってあげなければなりません。
おむつがぬれていたらおむつを交換してみる。
ミルクの時間に近い時に夜泣きをしていたら、「お腹が空いたのかな?」と考える。
言葉が喋れない乳児がひどい夜泣きをすると、ママとしても大変だと思います。
「ミルクかな?」
「おむつかな?」
「抱っこを求めているのかな?」
ママやパパは一生懸命、可愛い乳児の為に泣いている原因を探りますよね?
新生児の夜泣きはママにとっても大変だし辛いです。
きっとママの大変さは、赤ちゃんの愛情にもつながっていますよ(^^)
2.夜泣きがひどい時に試してほしい事
新生児の夜泣きがひどい時やどうしても泣き止まない時に実際ママたちが試していた事・試してほしい事をまとめていきます。どれか一つでも夜泣きに効果的な対策ができるとママとしても少し気持ちが楽になります。
・音の出るおもちゃで気をひく
音を聞いて泣き止むと言う新生児や子どもは多くいます。
赤ちゃんが大好きな音としてよく言われるのが、ビニール袋のガサガサ音です。なぜ、ビニール袋の音が新生児のひどい夜泣きに効果的かと言うと、赤ちゃんがママのお腹の中にいた時に聞いていた音に似ているため安心できるようです。
長い間お腹の中にいた新生児にとって、ママのお腹の中は一番安心できる場所です。それと同じような音を立てるだけでも新生児はとても落ち着くことができます。
最近では携帯のアプリでも、赤ちゃんが泣き止む音楽などがあります。もちろん個人差があったり、夜泣きが治まらない時もあるので一つの方法として試してほしいと思います。
・一緒に添い寝をする
ひどい夜泣きをした時に、ママが座ったままの状態で新生児をトントンをしても泣きやまなかったら、ちょっとスタイルを変えてトントンしてみましょう。
ママが一緒に横(添い寝)になってトントンしてみてください。新生児はママの身体と密着している事で安心感と心地よさ・愛情を感じることができます。ママの匂いだったり、呼吸でひどい夜泣きが落ち着くことがあります。
ママのぬくもりを感じることは新生児やにとって、安心できる場所となります。
・いつもと違う仕方で抱っこしてみる
首の座っていない新生児は縦抱きで抱っこをするのが基本です。赤ちゃんの首が安定する生後3か月くらいまでは、縦抱きで抱っこするほうが赤ちゃんにとっても楽なのです。
小さな新生児を抱っこする時には、ママの片方の腕を新生児の首に、もう片方の腕を新生児のおしり辺りで押さえて抱っこすると思います。夜泣きがひどく普段の抱っこでも泣き止まない時には、抱っこの仕方を変えてみるのも一つの案です。
赤ちゃん抱っこする時にどの位の高さで抱っこをしますか?
ママの胸あたりに赤ちゃんの顔がくるように抱っこをする。
それともママのあごくらいに赤ちゃんの顔がくるように抱っこをする。
みなさんが赤ちゃんを抱っこする時はどちらが近いですか?
抱っこひもを使って新生児を抱っこをする時にも言える事なのですが、ママが抱っこをした時に赤ちゃんのおでこに「チュッ!」とできる高さが、抱っこをされていて新生児にとっても落ち着ける位置と言われています。
抱っこをされている新生児は、ママとの顔の距離が近い事で、ママの呼吸を間近で感じることができ安心にもつながるようです。
また、腰痛持ちで新生児の抱っこが辛いママ!
高い位置で抱っこをする事で、腰への負担が軽減されるのです。
この抱っこ情報はベビーダンスで学んだ事です(^^)
ベビーダンスインストラクターの資格を持っている私は、赤ちゃんとお母さんのスキンシップを大切にしてほしいと考えています。
ベビーダンスは赤ちゃんとママのスキンシップをはかったダンスです。ママの産後のダイエット・赤ちゃんの夜泣きの解消にも効果的です。
ベビーダンスをすると、泣いていた赤ちゃんが泣き止んだり、スヤスヤ気持ちよさそうに眠ってしまうことが多くみられました。
しかし残念な事に、対象年齢が首の座った生後3か月からの赤ちゃんからなので、新生児はベビーダンスをする事ができません( ;∀;)
もうちょっと大きくなってらですね(^^)
ベビーダンスの資格を取るときに、赤ちゃんの抱っこの仕方も詳しく学んだのでお伝えしました。
ぜひ、新生児の夜泣きがひどい時には、抱っこの仕方も工夫してみるとよいでしょう。
きっと赤ちゃんがママにピタッ!と密着する位置があるはずです。
3.新生児の夜泣きがひどい時のママが心がける事
新生児の夜泣きがひどいとママの疲れもピークになってしまいます。
毎日続く夜泣きに、ママの睡眠不足が重なり寝不足に・・・。
ひどい寝不足に、心も体も疲れてしまうことは産後のママに多いことです。毎日寝不足からママの疲労がたまり、ひどい時にはうつ状態になってしまうことも考えられます。
子育てをしているママがうつになりやすい原因について
ママが健康でなければ、赤ちゃんに母乳をあげる事さえもできなくなってしまいますよね。
新生児の夜泣きがひどい時こそ、ママもしっかりと健康管理していく事が大切と言えるでしょう!
・夜更かしをしない
新生児がいるときにママの夜更かしは厳禁です。新生児が寝たから自分の時間と言いたい気持ちも分かります。しかし、新生児の夜泣きは一日では終わらず、一年間以上は続くことです。ひどい時には二年くらいかかります。
夜更かしをする事によって、新生児が夜泣きをした時に起きるママはとても辛くなります。
「もっと早く寝ておけばよかった。」
「あ~(;´Д`)また夜泣き・・・」
と言う状況になります。
新生児が寝たら、ママもたくさん睡眠をとって休息をしましょうね。
・栄養のとれた食生活を心がける
新生児の夜泣きは、ママの体力も必要になります。
ひどい夜泣きに悩まされ、あやしても音楽をかけても抱っこをしても泣き止まない。新生児を抱っこしたまま30分経過・・・ひどいときにはそれ以上の時間抱っこしているときもありますよね。
「腕が痛い。」
ひどい時には夜泣きが原因の抱っこのし過ぎで腱鞘炎になってしまうママもいます。
新生児の夜泣きはままにとっても体力勝負です。
産後ダイエットも気になる時期ですが、野菜のみの食生活ではママの体力が持ちません。お肉や魚・野菜・ご飯に味噌汁とバランスの取れた食生活を心がける事で、新生児のひどい夜泣きにも負けない身体をママは作っていきましょう!
・頼れることはお願いをする
全てを自分一人で行う完璧主義なママ。何事にも全力投球で、すべてのことに対して手を抜かない。
頑張る事は良い事ですが、一人で何でも抱えてしまうことで、いっぱいいっぱいになってしまうことがあります。
新生児の夜泣きがひどい時で疲れているけれど、家事や子育ても手を抜かないママは、少しだけパパや周りの人にお願いすること・ちょっとだけ楽をする事を覚えておくとよいでしょう。
後になって、疲れがピークになってしまった時に精神的に追い込まれてしまうことだってあります。
毎日続く新生児の夜泣き。頼れることは、周りの人を頼ってみることも必要です。お願いする事で、自分の気持ちも少し楽になったり、パパもママに頼られることへの嬉しさを感じることができると思います。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は「新生児の夜泣きがひどい。夜泣きを落ち着かせるためには?」について書いてみました。
新生児の夜泣きがひどい原因には色々な事が考えられます。
・お腹が空いている(ミルクの時間)
・おむつがぬれている(不快感)
・おなかの外に出てきた事への不安
・乳児のストレス発散
ママにおむつを替えてもらったり、ミルクをもませてもらったりすることで満足してまた眠りにつくこともあれば、それでもひどい夜泣きが治まらないことだってあります。
夜泣きが治まらない時に試してほしい事として
- 音の出るおもちゃで気をひく
- 乳児と一緒に添い寝をする
- 抱っこの仕方を変えてみる
新生児が夜泣きをするのは、大好きなママやパパに何かを伝えようとしているサインです。言葉にできない赤ちゃんは泣くことで自分の感情(こうしてほしい)を伝えようとします。泣くことは赤ちゃんにとってとても大切な事です。
ママにとって、夜泣きは大変で辛い事ですが、今の時期だけだと思って乗り越えてほしいと思います。