自分の子供でも、子供の事が嫌いになってしまいそうな事ってあるのです。
子供に対して怒ってばっかりの自分にもイライラするけれど、言う事を聞いてくれない子供にも毎日イライラするママ。
子供を嫌いにならないためにはどうしたらよい?
ママが、心から少しでもイライラを解消していく方法とイライラする子供への対応の仕方についてお伝えしていきたいと思います。
この記事の内容
1.子供を嫌いになりそうな瞬間とは!
「相手は子供だって自覚している!」
「大人の私が、子供に対して落ち着いて関わらなければ・・・なんて分かっている。」
「子供を嫌いなんて思いたくもない!」
しかし、子供に対してイライラする気持ちが抑えられない。
イライラする気持ちを抑えようとすると、ストレスになる。
子供に対して悪循環の毎日。
ママも、時には子供に自分の感情を抑えられないことだってあると思います。
小さな子供にだってイライラする事もあるし、子供なんて嫌いと思ってしまう程、我が子に対して感情をむき出しにして何もかもが嫌になってしまった事だってあるでしょう。
子供の事を忘れてどこかへ行ってしまいたい・・・そのような事を思ってしまうママも少なくはないのです。
一人で不安にならなくても大丈夫!
毎日イライラしているママだって、子供の成長と共にいつかはみんなで笑える日がきます♡
「私、毎日のように子供の事が嫌いと思っている。子供にイライラする(´;ω;`)」と心配しているママも安心して大丈夫です。
子育て中のママたちは、誰もが子供に対して何らかの悩みを抱えているものです。
一人で悩まずに、肩の荷を下ろして、子供に対してリラックスして向き合っていきましょう。
子供に対してたくさんの悩みや心配があるからこそ、子供に対してイライラする事もあるし、嫌いになることもあるのです。
悩みや心配をすると言う事は、ママが子供の事が大好きな証でもあります。
子供の事が嫌いだったら心配もしないし、怒りもしない・・・感情を子供に出さなければママがイライラする事もありませんからね。
逆に言えば、日々の子育ての中で、子供にイライラする・嫌いと言う感情があると言う事は、子供の事に一生懸命な証拠なのかもしれません(*^^*)
それだけ、子供と向き合っている時間が多い。
だからこそ、子供の事が大好きな感情だけでなくイライラする事も出てくるのだと思います。
夫婦でも同じことが言えますが、長い時間一緒にいる事で好きな感情だけでなく、お互いの悪い部分も見えてくると思います。時には、夫に対してイライラする事もあるだろうし、喧嘩した時には嫌いと言う感情だって生まれますよね?
好きな人に対しても、嫌いと言う感情が出てしまうことだってあるのです。
もちろん、子供に対しても同じだと思います。子供も一人の人間です。小さくても、自分の意志や感情をしっかりと持っています。良い事だけでなく、時には親を困らせ、悩ませることだって多くあるでしょう。
子供の事を嫌いになりそうな瞬間・・・たくさんありますよね。
・新生児の夜泣きが続き、毎日の睡眠不足でイライラする。
新生児の夜泣きな毎日続くもので、ママにとっても寝不足で辛い日々が続きます。
夫も子供が夜泣きをしても起きてくれない。手伝ってはくれず、ママが一人で頑張ってしまうことから、子供の事が嫌いになってしまう。
日々の寝不足は疲れが取れず、それに毎日の育児や家事でさらに疲労が溜まっていきます。
睡眠不足は、ママのイライラの原因になる一つです。
・子供のイヤイヤ期に悩まされイライラする。
1歳~2歳くらいの子供のイヤイヤ期。
自己主張が芽生え、何をするのも自分。周囲が手を出そうとすると、泣いて怒る子供に手が付けられない。
長時間泣き止まず、ママも子供に対してイライラする事が多くなってしまう時期です。
年齢的に言葉も上手く喋る事ができず、子供は泣いたり暴れる事でママにサインを送っています。
イヤイヤ期の子供にイライラする事が増えるママは多く、子供が嫌いになりそうと言う思いも多く出てしまうのです。
・思春期の子供にイライラする。
子供が少しづつ親の手が離れ、手がかからなくなったと思うと子供の思春期に突入。
思春期でも男女で特徴が違ってきます。
男の子であれば、親からちょっとづつ距離が離れていって、親との会話が恥ずかしいと思う事が増えてきます。
ママは特に異性なので、恥ずかしいと言う感情が強く、話しかけても素っ気なかったり、会話が減ってくることがあります。
女の子は、大人への階段を上り始める小学校6年・中学生頃から、口調が大人と対等になってきます。
ママとの会話で納得がいかないと、反抗して歯向かってきたり、理屈っぽいことを言ったりすることが増えてきます。
大人への階段を上り始める、思春期の時期の子供の子育ても大変と感じるママたちが多くいます。大人へ成長していく姿は、親からして嬉しいものですが、子供の態度にイライラするママも多く、思春期の子供の態度が嫌いと感じてしまうようです。
現役保育士の私も今まで仕事をしている中で、子供が好きなのか嫌いなのか分からなくなることがたくさんありました。
「それで保育士していていいの?」と感じるママもいるかと思いますが・・・基本は子供は好きです!(^^)!
保育士の仕事をして10年以上経ちますが、たくさんの子供たちを見てきました。
生後3か月の首が安定するかしないかの赤ちゃんから小学校入学前の年長さんまで関わっていますが、みんな可愛い子供たちです。
活発な子供・手のかかる子供・人なつこい子供・大人しい子供・言う事を聞かない子供。子供たち一人ひとりに個性があり、性格もみんな様々です。
お部屋の中に様々な性格の子供たちがいるわけですから、保育をしていても毎回、子供たちみんな同じように行動してくれるわけではありません。
やはり、子供たちをうまくまとめられない時には私もイライラする事があります。
保育士の仕事は、子供と関わる事だけではありません。
一人ひとりの子供の書類を作成したり、行事の製作物を作ったり子供が好きなだけではやっていけない事を毎日のように実感しています。
忙しすぎて、イライラする事もあるし、子供が好きなのか嫌いなのか分からなくなることだって、子育て中のママと同じように思っています。
正面から子供と関わる事で、子供たちも素の自分を出してくれているからこそ、反抗もするのだと感じています。
子供と関わる事が、十分大変だと言う事を実感しています。
子育てをしているママたちは、一年中子供たちと一緒にいるのですから、子供にイライラする事だって多いだろうし、子供を嫌いになりそうなことだってあるでしょう。
「子供を育てているママは大変だな~」
「子育て頑張っているな~!」
と改めて思います。
保育士をしていると、よくママたちにこんなことを言われます。
「大ぜいの子供を相手にしている先生って大変ですね(>_<)」
「先生ってすごいですよね!生意気な子供たち相手だとイライラするから無理!」
このような言葉をよくママたちから言われます。
でも私からすると、子育てを一生懸命頑張っているママたちの方がすごいと思ってしまいます!(^^)!
私は保育士をしていて「子供と関わる仕事をやめたい」と思った事はありません。
忙しさのあまり「保育士はやめたい」と感じても、いつまでも「子供と関わる仕事に携わっていたい」と強く思っています。
子育てをしているママだってきっと同じだと思います。
大変な子育てから、「子供を嫌いになりそう」と思ったとしても、「子供のママをやめたい!」と感じることはないと思います。
もしあったとしても、心のどこかで「我が子は宝物」と思う瞬間だってあるでしょうし、日々子供の事を考えて生活しているのではないでしょうか?
2.親がイライラする事を子供がおこなう理由とは?
子供は親が「ダメ!」と言う事をわざとやろうとします。
これっていったいなぜ?
ダメと言われたことを子供がわざとやる・・・親がイライラする原因ですよね。
子供って好奇心旺盛で、色々な事に興味や関心があるからダメって言われることで余計にやってみたくなるのですよね。
「これをやるとどうなるんだろう!」って試したくなってしまうのです。
小さいうちは、危ないとかやってはいけないと言う事よりも、自分のやりたいように行動してしまうのです。
それが小さい子供です。
大人になった今では、やってはいけない事や決まりをしっかりと守る事ができます。
「ダメ」と言われれば、やってはいけないと言う事が頭に残りますよね?
しかし子供の頃って、ダメと言われると危ないとか関係なしにやりたくなってしまうのです。
不思議ですね!
子供の頃って、色々な事にワクワクする事が多かったと思います。
私もよく小さいころは、親からダメと言われる事でも好奇心や興味本位で内緒でやってしまうことがありました。後から怒られるとか考えなしに、子供の頃は行動していました。意外とやんちゃして親を困らせていたのです。(笑)
今考えると、親がイライラするの当たり前です。
子供の事を思って注意をしているのに、言う事を聞かない子供。親のイライラする気持ちもピークになりますよね。
小さな子どもは自分優先なので、相手の気持ちなどは後回しです。
1歳~3歳の小さな子供が、よく何でも「自分でやる~」と言う事があります。できる事だけでなく、できない事でも自分やりたがる・・・自分でやらないと気が済まない、親が手を出してしまうと怒りだして、もう一度始めからやり直す。
洋服を着る、ボタンを留めるなど、このような事も子供にとったら興味のある事です。
興味があるからやりたがる!できるようになってしまうと飽きてしまい、自分でやりたくないと言う時期がくる。
これと同じように、ダメと言われたことも後先考えずに、やりたいと言う気持ちだけが先にきてしまって行動してしまうのが小さな子供の特徴でもあるのです。
子供がある程度の年齢になり、良い事と悪い事の理解ができるようになれば、自分でも判断する事ができるようになってきます。
親をイライラする事を子供がわざとおこなうのは、子供が小さなうちであって、子供の成長と共に理解する事ができるようになるでしょう。
3.イライラする気持ちを解消する方法!
ママがイライラする時って、子供にはすぐに伝わります。
イライラしている事を外に出さないようにしていても、子供にはすぐに伝わるのです。
ママのイライラが態度に出ていると、子供にも影響を与えるのです。きっと、自分では、心の中でイライラする気持ちを抑えていたとしても、子供に対する口調や表情が普段と違っている場合があります。
仕事で子供が中々思うように動いてくれない時など、イライラすることもあります。
自分がイライラする事で余計に空回りして子供も落ち着かなくなったり、思うように行動しない事は頭では分かっています。イライラする気持ちはもちろん抑えているし、表情にも出していないつもりですが、毎日一緒にいる子供には伝わってしまうのです。
イライラする事って誰にでもあることです。
子供だけでなく友人・恋人・夫誰にでもイライラする事はあると思います。
イライラする事は悪い事ではないと思います。誰かと一緒にいれば、嬉しい事だけでなく、ストレスがかかってしまうことだってあります。
自由に伸び伸び生活している子供だって、イライラする事がありますからね。
大人の方は社会や人間関係で他人に気を遣ったりすることが多いので、それ以上にイライラする機会が多いし、ストレスもたまりやすい事でしょう。
イライラする気持ちを抑える事も大切ですが、そのイライラを爆発させないために、自分で解消できる仕方を知っておく事も必要です。
4.子供にイライラする時にママたちが心がけているイライラ解消法とは?
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- 自分専用に好きなお菓子を用意しておきイライラする時に食べる。
- 夫の休みの日に、気分転換にママの好きな場所へ連れて行ってもらう。
- 子供が寝た後に、一人でゆっくりお風呂に入る。
- 数時間でも一人でゆっくりできる場所へ行きカフェでリラックス。子供はパパにお願いする。
- 子供と二人きりにならずに、公園や子育て支援センターでママ友とお喋り。
- 仕事帰りの夫に、ゆっくり話を聞いてもらいイライラする気持ちを解消する。
- 睡眠時間を増やす。子供の昼寝時間にも一緒に寝る事で、疲れやイライラする気持ちを解消。
子供と一緒にいる時間の多いママたちは、子育てでイライラする機会も多くあります。
イライラする気持ちが募ってしまうと子供が嫌いになりそうと感じる事も多くなってしまいます。
子供が言う事を聞いてくれない時やイヤイヤ期で子供が泣き止まない、夜泣きがひどい・・・などママのストレスも多くたまりますよね。
自分に合った方法で、イライラする気持ちを解消する事によって子供にも優しく向き合う事ができます。
もちろん、自分にもゆとりができるので良いことだらけです。
外出は数時間でも、外の空気を吸う事で頭がすっきりします。
甘い物は太る原因にもなるし控えたいのですが、イライラする時にチョコを一口でも食べると幸せな気持ちになるし、不思議とイライラが落ち着きます(^^)
自分に合ったイライラ解消法を見つけるだけで、心がすっきりしてイライラがちょっと解消されると思います。
5.まとめ
今回は「子供を嫌いになりそう。イライラする時が多い時どうする?」についてまとめてみました。
自由奔放で、自分の思い通りにならないと気が済まないのが小さな子供の特徴です。
小さな子供は、自分の事しか考えていないため、思い通りにならないと泣いて暴れて訴えママの手をかけます。
ママが子供に言葉をかけても、抱っこをしてもどうにもならない時、ママも子供にイライラするのです。
自分の可愛い子供が嫌いなママなどどこにもいません。
子供にイライラする事があっても、あまりにも言う事を聞かず嫌いになりそうと思っても、心の中では我が子が一番と思っているはずです。
手のかかる子供ほど可愛いと言いますが、実際に手がかかる子供ほど、親が子供に向き合う時間が長いのかもしれません。
それだけ、ママが子供に手をかけていると言う事です。
ママが子供にイライラするのは、子供とたくさん向き合って愛情たっぷりに子育てしている証拠です!(^^)!
イライラする気持ちがピークになりそう時に無理は禁物です。
- 甘い物や自分の好きな物を食べて、イライラする気持ちを解消。
- 外に出てママ友と交流しお喋りをする。声を出すことは、イライラする心をすっきりとさせてくれます。
- 一人になって誰にも邪魔されない時間を作り、イライラする心を落ち着かせる。睡眠をたくさんとる。
- 子供がいると、睡眠時間が削られ、寝不足になりイライラする事も多くなってしまうので、時間のある時に子供と一緒にゆっくりお昼寝をする。
イライラする気持ちをため込むでストレスがピークになり、子育てに疲れを感じたり、子供を嫌いになってしまう原因にもつながってしまいます。
イライラする気持ちは、心に溜めないで自分に合った方法でちょっとずつ解消していく事が大切です。
イライラ解消法で自分に合った方法を見つけて試してみてほしいと思います。
ママたちにとって、毎日の子育てが楽しくなるよう応援しています!(^^)!