新生児の夜泣き。夫が協力できる事とは?

新生児の夜泣きが大変な事は妻の一番近くにいる夫だって分かってはいるはず。

しかし、赤ちゃんに関しての知識が少ない夫は「何を手伝ってあげたらよいのか?」「新生児が夜泣きをするのはなぜなのか?」「夜泣きして新生児をあやしている妻を邪魔してはいけない。」と考えてしまい、協力できない事が多くあります。

今回は、新生児の夜泣きがあった時に、夫にも協力できることをまとめていきたいと思います。

夫と妻の子育てに対する違いとは?

赤ちゃんを出産すると、女性は急激にママの顔になります。自分の周りの人から聞いた事がある方もいるでしょう。

一番、妻の身近な存在である夫なら特に感じることがあるのではないでしょうか?

「子どもが出来る前は妻も優しくて穏やかだった。」

「出産してから夫に対しての口調がきつくなった。」

「夫の事は後回し。妻がかまってくれない!」

よくある話・・・と感じた方。

これ経験した・・・(-“-)と頭でよぎった男性。

この言葉で子育てに不安を感じてしまった方々。

色々な考え方があるように、子育てをするのも様々なやり方があります。

女性は子どもを出産するとママの顔になりますが、人生において最大のイベントである妊娠・出産は女性にとって肉体的・精神的にも大きく変わる瞬間なのです。

お腹の中に赤ちゃんがいる事を身をもって感じたり、辛いつわりを経験し大変な出産を迎える。ママのお腹の中で一心同体に10か月間も一緒に生活しているわけです。自分のお腹の中から出てきた、いつも一緒の我が子はやはり愛おしい・可愛いと思う事でしょう。

夫の事より自分で何もできない新生児を優先してしまう妻。それは仕方がない事でもあります。

出産してからも新生児を抱いて母乳を飲ませたり、オムツ交換・夜泣きをしたら2~3時間おきに起きて抱っこしたりあやしたり・・・新生児のそばで一番関わって生活しているのは実際に妻だと思います。

大変な出産・子育てを通して女性は少しずつママの顔になっていくのです。

子育てに積極的に参加する男性は、もちろんパパっぽくなってきた!と言われることもあるでしょう。しかし、女性に比べそのように感じることが少ないと思われます。

子育てに積極的な夫は昔に比べ増えてきているので、イクメンパパも多くなっていますよね(^^)

子どもといる時間が長いと言う事は、それだけ大変な育児と向き合っていると言う事で、子どもの事を考える時間も増え自然とママ・パパらしくなっていくのではないでしょうか?

もちろん出産や子育てをしても昔と変わらないと言う女性も多いので、一概に女性が出産や子育てを通してママの顔になってしまいと言うわけでもありません。

出産や子育てを経験してもすぐに仕事復帰する女性も多くなってきています。個人的には、一日中子育てに関わっている女性より、子育てをしながらも仕事をバリバリしている女性の方がママの顔になる事が少ないと思います。

仕事をしている時には大人相手となる事が多いので、ママの顔と言うよりは仕事モードの顔になるでしょう。

例えばタレントの小倉優子さん。夫とは離婚してしまいましたが、二児のシングルマザー、ママタレとして大活躍していますよね?

現在は夫とは会ったりしていないようなので、子育てをするにあたり夫の協力もないようです。

幼い子ども二人を育てながら芸能界の仕事をする事は簡単ではないと思います。夫から離婚に際しての慰謝料ももらっていないようなので、自分で働かないと生活して子ども二人を育てていく事は出来ないと理由で頑張ってタレントとして仕事をしている小倉優子さん。

若いころはコリン星から来たアイドルゆうこりんとして人気でしたし、守ってあげたくなるような妹キャラ。おっとりした性格が男性から絶大な支持を集めていましたね。かなりの人気者だっただけに金銭的にも余裕があるでしょう。

まさか、ゆうこりんがママになってここまで子どもに一生懸命に子育てしていくとは思いもよりませんでした。昔の印象は「コリン星?おバカなアイドルが出てきた!」と正直思っていました(笑)

もちろん容姿はとっても可愛かったです。

ゆうこりんは夫と離婚したことで子どもに心配をかけたくない、辛い思いをさせたくないと言う思いもあるのかもしれませんね。

しかし、二人の子どもをしっかりと育てる事を決心したゆうこりんは、ママタレとして一生懸命頑張っているのが伝わってきます。見た目的には昔と全く変わっていませんよね。結婚していない、子どもがいないと言っても全く問題ないくらいに可愛いしスタイルも維持していて、二児のママとは感じられません。

小倉優子さんのように、出産や子育てをしてもママの顔にならない人もいます。しかし、性格的にはしっかりとママになっていると感じられますよね?

子どもの事を第一に考え、仕事も子育てに影響が出ない時間帯に行うようにしているみたいです。

見た目は変わらなくても、出産・子育てを通してたくましく頼もしいママになっているなとテレビで見て実感します。

出産・子育てを経験した妻はやはり我が子を一番と感じ、楽しい時だけでなく辛い時も一生懸命に子育てしていくのでしょうね。

新生児の夜泣きは想像以上に大変!

子どもを出産してママが想像以上に大変だったことに、新生児の夜泣きがあげられます。

子どもが大きくなって少し子どもから手が離れたママたちは新生児の夜泣きについて

「当時のような辛い思いは二度としたくない!」

「今となってはよい思い出だけど新生児の夜泣きは大変だった。」

「新生児の夜泣きは自分にとってストレスだった」と口をそろえて言います。

もちろん我が子は可愛いし、何があっても妻と夫で一番に守ってあげたい宝物です。しかし、愛情たっぷり可愛い我が子でも時には子育てにストレスを感じてしまうこともあるのです。

子育て中のストレスはママたちに多くみられます。

夫が仕事でストレスを溜めることがあるように、新生児の子育てで妻は赤ちゃんの夜泣きに付き合ったり、一日中お世話をしたり大変な思いをしていることを夫が理解する事も大切です。

子育てで疲れている時って、新生児や子どもの泣き声・夜泣きって妻にとってかなりストレスになるのですよね。ストレスを溜めすぎてしまうことによって、育児ノイローゼやうつになってしまうママも少なくありません。

子育てがきっかけでうつになりやすい人の特徴や原因について書いてあります。⇒うつになりやすいのは子育てと仕事を一人で頑張ってしまう人?

新生児の時期は毎日夜泣きが続きます。

2~3時間おきに夜泣きをするのでそのたびに妻は眠い目をこすりながら起きます。夜泣きをしている我が子にミルクをあげたり、おむつを替えたり大忙しです。

一度夜泣きで新生児が起きてしまうと、また入眠するのに時間がかかる事だってありますよね?大人だって一回起きてしまうと中々眠りにつけないと言う事があるように、新生児も夜泣きで目が覚める事によって目が冴えてしまうことがあります。ミルクを飲んでも眠れずにぐずってしまうことや夜なのにテンションがあがっておめめパッチリなんてことも経験あるママもいるのではないでしょうか。

「何で寝てくれないの?」

「ミルク飲んだのに夜泣きがおさまらない・・・。」

「我が子が夜泣きをしているのに夫はかまわず寝ている」

夜泣き対応しているママにとっては辛い事です。

自分は眠いのに新生児は寝てくれない。夜泣きしている子どもは妻まかせで夫は何も協力してくれないと、一度くらい感じてしまうこともあるでしょう。

新生児の夜泣きが一日なら我慢もできるけれど、新生児がある程度大きく成長するまでは夜泣きは付きもの!

寝不足になると誰だって次の日が辛いと思います。

新生児の夜泣き真っ最中の子育てママたちは毎日がとても大変な事でしょう。

毎日、必死に頑張って子育てをしていると思います。

新生児はまだママの言葉も分からなければ意志を伝えることもできません。これももどかしいですよね!

早く大きくなって言葉を喋れるようになって~(>_<)と思ってしまうこともありますよね?

子どもが言葉を喋れるようになれば夜泣きをしていても何で泣いているかが分かる。本当に言葉で会話のやり取りができることはとっても助かることですよね。

新生児の夜泣きは子どもがある程度大きくなるまでは毎日続きます。

新生児の夜泣きに毎日付き合っている妻にとっては夫の理解と協力がとても大切なことです。

子育ては一人で行うよりも夫婦二人三脚で行う事で、負担も軽くなり楽しくできるようになります。

家庭の中で子育てに対して夫の理解や協力がありますか?

  • 新生児が夜泣きしてあやしている妻に気づいているのに声もかけない夫になっていませんか?
  • 夜泣きで寝不足になっている妻に家事や育児を押し付け、夫は仕事の事だけになっていませんか?
  • 新生児の夜泣きや育児は夫のやる事ではない。妻の仕事・・・と思っていませんか?

妻の一番の支えである夫が味方になってくれることで、妻の負担がかなり軽くなることを子育て中の夫にも覚えておいてほしいと思います(^^)

新生児の夜泣きに夫が協力的になれない理由とは?

新生児の夜泣きが大変な事を伝えていきましたが、それなのに

「夫が協力的でないのは何で?」

「夫の協力がもっとあると助かるのに!」

と思っているママたちもいる事でしょう。家庭によっては、夫の仕事が休みの時には、抱っこしてあやしたり、新生児のおむつを交換したりしてくれるパパもいると思います。子どもに優しく子煩悩なイクメンパパ(^_-)

しかし、夜泣きとなるとまた別問題!

夜泣きしている新生児に気づいていても夫は夢の中・・・妻が夜泣きしている新生児に気づいて起きるのを待っている!なんてことも。

毎日、一生懸命家庭のために働いている夫には感謝しているけれども、たまには新生児の夜泣きに付き合ってほしいと思ってしまうのが妻の思いでしょう。

なぜ、新生児の夜泣きに夫は協力的になれていないのか?

もちろん夫も、大変な妻の手助けを少しでもしてあげたいと言う気持ちはあると思います。夫婦なら、お互いが大変な時には協力したいと感じるはずです。

しかし、夫にも理由があって新生児の夜泣きは妻にまかせてしまうことが多いのです。

新生児の夜泣きに協力的になれない夫の理由とは?

  • 新生児の夜泣きに母乳を欲しがることが多く、夫ではどうにもならない。
  • 新生児と日中もずっと一緒にいることの多い妻の方が、夜泣きした時に泣き止むから。
  • 仕事で朝が早いため、新生児の夜泣きは妻に任せている。
  • 新生児の夜泣きした時の対応が分からない。
  • 新生児の夜泣きに気づき、妻が起きてくれるから夫は寝ている。

新生児の夜泣きにあまり関わる事のない夫の理由としては上記のような回答があげられます。

確かに新生児の時期は、粉ミルクよりもママのおっぱいを飲むことがほとんどなので母乳を欲しがっているときには夫はどうする事も出来ないと思います。代わりにあげるわけにいかないですし(笑)

「それなら夫は何もしないで寝ていてもいいのでは?」

と思ってほしくないのです。

新生児の夜泣きは2~3時間おきにあり、そのたびに妻は母乳をあげたりオムツを交換したりしています。

夫は妻への感謝の気持ちを忘れないようにしましょうね。

夜泣きして新生児に母乳を飲ませている妻に対して、

「眠いのにありがとう」

「大丈夫?何かあったら言ってね」

と優しく言葉をかけて、また眠りにつくだけでも妻の心は穏やかになります。

また、夜泣きした新生児への対応が分からない夫には、少しづつ妻が夫に教えてあげるとよいでしょう。新生児の抱っこの仕方や夜泣きしているときに妻がやっている事などを細かく教えてあげましょう。

夫が一生懸命夜泣きしている新生児をあやしても泣き止まない時だってあります。

「何で分からないの?」

「もういいから!」

など妻が夫に対して投げやりな行動や態度に出してしまうと、せっかく夫が夜泣きへ協力しようとしても、妻の態度が原因で手伝わない方が良かったかも…と思ってしまい、それから新生児が夜泣きにをしても夫は寝たふりをして手伝わなくなってしまったと言う事も多くあります。

新生児の夜泣きに協力的に夫をさせるためには、妻は優しい気持ちを持って夫に夜泣きへの対応を教えていく事が大切になってきます。

毎日でなくても、時々でも手伝ってくれたら夫に感謝の言葉をかけることを妻は忘れないでくださいね。

男は亭主関白で上に立ちたいものです。見下した言い方をしたり、夫が夜泣きに協力してくれているのが当たり前にならないように、素直に「ありがとう」の言葉を伝えましょうね。

夫が新生児の夜泣きを手伝う事が夫婦円満のコツ?

夫婦円満

これは家庭にとって理想的な事です。もちろん私も夫婦円満でいたいと考えています。

夫婦仲良くすることで、家庭が幸せであり、毎日穏やかに過ごせる。

一番良い事ですね。

しかし夫婦もお互いに他人同士ですから、すべてが順調にうまくいくと言う事だけではないと思います。時にはお互いの意見を譲り合ったり、協力したり助け合って生活しているでしょう。

子育てに関しても同じだと思います。妻と夫で意見が合わない時もあれば、どちらかが譲り合う。子育てに協力的な夫であると、基本的に夫婦円満にいっている家庭が多く感じられます。

すべての家庭とは言えませんが、子育てに協力的でない夫には妻の育児ストレスも溜まってしまいますからね。

妻の育児ストレスが溜まると、身近にいる子どもや夫に対してもイライラが出てしまうと思います。 女性は分かりやすいですから顔や態度に出てしまうものです。

イライラする事で夫との喧嘩も増えてしまう・・・。

ママ友にも夫の愚痴を言ってしまう。

これでは夫婦円満とは遠いですね。

毎日の子育てでイライラしてしまうママへ人気の記事です。→子育てのイライラから発狂してしまう。子供への対応の仕方!

私の姉は子どもが三人います。しかもやんちゃな男の子が三人!下の子が2歳で上の子が10歳。

まだまだ手のかかるお年頃です(;´Д`)

下の子は毎日ではないですが二日に一回は夜泣きをします。しかも夜泣きをすると長いタイプです。喋る事は出来るけれど、夜泣きのときには眠いのもあり、ぐずって泣くだけで何で泣いているかは分かりません。

姉も起きて夜泣きに対応しますが、すぐには泣き止まないので、ぐずって暴れている子どもを抱っこして時には夫が下の子の夜泣きに付き合ってくれるようです。毎日ではないようですが、とても助かっていると言う話を聞きました。

夫が休日のときには、子どもを連れて出かける事も多くあり、プールや公園など三人の子を夫一人で連れていく事もありびっくりさせられます。

しかも妻(姉)には、ゆっくり出かけてきていいよ!と言ってくれるようです。

そんな夫に妻も感謝しているようです。

普段は、子ども三人連れて自由に買い物など出来ませんからね(笑)子どもの好きなお菓子売り場やおもちゃコーナーに行くのだって帰り際はヘトヘトでしょうから。ママは自分の好きな服など見ることもあまりできませんよね?

子育てを毎日してくれている妻に少しでも自分の自由な時間を作ってあげたいと言う事のようです。ほんとに子煩悩な素晴らしい夫だと会うたびに思っています(笑)

新生児の夜泣きでなくても、夫が子育てに協力的であるとやはり家庭も夫婦も円満にいく事が大きいのではと感じられました。

何でもそうだと思いますが、夫婦が協力する事で「ありがとう」など感謝の気持ちも素直に妻や夫、身近な相手にも伝えることができます。

妻が大変な時には協力して、夫が新生児の夜泣きを手伝う事も夫婦が円満にいく秘訣だと思っています。

まとめ

今回は「新生児の夜泣き。が協力できる事とは?」についてまとめてみました。

新生児の夜泣きが想像以上に大変な事を分かっていただけたのではないでしょうか?

夫は夜泣きに対応している妻に対して、感謝の気持ちを持つことを忘れないでほしいと思います。新生児の夜泣きに対して「何もできないから」「夜泣きは妻があやしたほうが泣き止むから」と言う考えではなく、妻に対して「いつもありがとう」や「変わろうか?」と声をかけてあげることが大切です。

妻は新生児の夜泣きに関わろうとしている夫に対して、優しい気持ちで教えてあげるようにしましょうね。誰だって最初は分からないもの。新生児に対しても夜泣きに対しても慣れている人などいません。子どもと一緒にいたり関わり、経験してこそ覚えていくものです。

夫に対して「こうでないとダメ」「何でできないの?」など否定的な言葉を言わないようにしましょうね。

「もっとこうした方が夜泣きも落ち着くかもよ」「私はこうしてるよ」と自分が夜泣きしている新生児にやっている事を優しく教えていきましょう。

夫が協力してくれたことを当たり前と思わずに、素直な気持ちで「手伝ってくれてありがとう」「眠いのにごめんね」など伝えていく事を忘れないでくださいね。

子育てに協力的な夫だと、妻も穏やかに過ごせる時間が長くなります。夫婦円満であるためにも、夫は新生児の夜泣きにも協力していくことが大切だと思います。

こちらの記事もご覧ください。⇒新生児の夜泣きがひどい。夜泣きを落ち着かせるためには?