子どもを出産した後、疲れた体を休める間もなく新生児のお世話が始まるママ。ママにとって悩みの一つでもある新生児の夜泣き。
夜泣きはいつから始まりいつまで続くの?
新生児の夜泣きはママにとってストレスや寝不足の原因にもつながってきます。
今回は、赤ちゃんの夜泣きの負担が少しでも楽になるように原因と対処法についてまとめてみました。
お腹の中に赤ちゃんを授かり、喜びいっぱい。
産まれてくるまでの間、つわりに悩まされながらも安定期に入りつわりも落ち着くと、幸せな時間を過ごした事でしょう。出産までの間、マタニティー生活を楽しむ女性も多くみられるようになってきました。
最近ではマタニティーの女性対象に、スイミングやヨガ、エアロビなどを取り入れている産婦人科も多くなってきましたね。
マタニティー生活を終え無事に赤ちゃんを出産すると、その日から今までの生活と一変して慌ただしい生活に変わった事と思います。
我が子を見て幸せを感じながらも、育児の大変さに正直辛いと感じているママも多いはずです。
特に新生児の夜泣きはママを困らせている原因になっていませんか?
「夜泣きが原因でママは寝不足」
「毎日の夜泣きはいつまで続くの?」
「新生児の夜泣きがママのストレスになっている」
新生児の夜泣きをなくすことはできなくても、ママの悩みを少しでも解消するために、夜泣きの原因や対策を考えることはできます(^^)
新生児の夜泣きについて参考になった情報をお伝えしていきます。
この記事の内容
1.新生児の睡眠の特徴とは?
生後何か月までの赤ちゃんを「新生児」と言うか知っていますか?
「新生児」「乳児」「幼児」と様々な呼び方がありますが、新生児とは生まれてから生後28日未満の赤ちゃんを言います。約1か月までの赤ちゃんを新生児と呼ぶ事になります。
新生児の期間は非常に短く、あっという間に乳児へとなってしまいます。
生まれてすぐの新生児は、睡眠のサイクルがまだ定まっていません。
一般的には朝起きて、夜は寝ると言う生活習慣のサイクルがありますが、新生児の赤ちゃんは夜に関わらず、朝でも昼でもほとんど寝ています。
新生児にとっては泣いたり寝たりするのが仕事のようなものですが、私たちからするとなんとも羨ましい生活ですね。いつでも、どこでも限りなく寝ることができる・・・!
新生児~1歳になるくらいの赤ちゃんは1日の半分(12時間)は寝て過ごします。新生児のうちは2~3時間おきに目を覚ますのが一般的なのです。
新生児のうちは、昼はほとんど寝ていてくれるので、幼少期に比べるとママの手がかかる事はほとんどありません。
ただ、泣いて起きた時にぐずっていたり、しばらく抱っこをしていないと落ち着かないという新生児もいます。新生児のうちは首が座っていないこともあり抱っこひもが使えない種類のものがあったり、おんぶができないこともあり、忙しい時にママの手が必要とされることもあります。
2.新生児の夜泣きはいつからいつまで?
先ほど、新生児の睡眠サイクルについてお話をしました。
新生児は2~3時間おきに目を覚まします。これは夜でも同じです。
ママたちを悩ませている新生児の夜泣き。
赤ちゃんが夜泣きをしていれば、大抵のママは赤ちゃんの泣き声で目を覚ますと思います。しかも2~3時間おきに起きなくてはならないのです。
これではママは熟睡できませんね(>_<)
毎日の夜泣きに
「いつまで続くの?この夜泣き」
「いい加減にして~!」
「子育てが辛い」
なんて思った経験もあるのではないでしょうか?
子育てが辛い時にママに参考にしてほしい記事です♡
1日だけで終わる夜泣きなら我慢できるけど、夜泣きは新生児が1歳くらいになるまではずっと続きます。
夜泣きの回数は少しづつ減っていても約1年間くらいは、子どもの夜泣きに耐えなくてはなりません。
新生児の夜泣きは生まれたときから始まり、1歳になるくらいまでは続きます。もちろん個人差があるので、半年(生後6か月)くらいでほとんど夜泣きがない子もいれば、2歳過ぎても夜泣きに悩まされるママもいます。
新生児~3か月くらいまでは、2~3時間おきに夜泣きをする赤ちゃんが多いのですが、生後4か月〜6か月になると夜も6時間ほど連続で寝てくれることも多くなり、赤ちゃんの夜泣きも減ってきます。
6時間くらいまとまって寝てくれると、夜泣きで悩まされているママの負担もだいぶ軽くなる事でしょうね。
新生児の夜泣きでママが夜中に起きる回数は3〜5回ほどだと思います。
実際に私の姪っ子も、新生児の頃は夜泣きで2時間おきに何度も泣いて起きていました。そのたびにママは眠そうにしながらも、我が子のために起きていましたね。
夜泣きからくる毎日の寝不足で、昼間に赤ちゃんと一緒に隣で寝ている事もしょっしゅうありました。
しかし半年くらいたつと、5~6時間寝てくれるようになっていたので、ママとしても睡眠をとる事ができて助かっていたようです。少しずつ夜の夜泣きが1回くらいに減り、朝方5時~6時にまた赤ちゃんが泣いてママも目を覚ます・・・と言うパターンでした。
赤ちゃんの夜泣きですぐに起きて頑張るママたちをほんと尊敬します♡
夜泣きも成長と共に減っていくものですが、環境の変化であったり、精神的なストレス、怒られた日などに単発的に夜泣きをする事もあります。
新生児の夜泣きは生まれたときから始まり、1歳を過ぎたあたりから夜泣きをする事も少なくなってくるようです。
3.生活習慣を整えるだけで夜泣きが減る?
生活習慣を整えることはとても大切な事です。
私もそうですが、生活習慣が乱れていると身体に変化が出ますよね?
睡眠不足になったり、身体がだるく疲れが出やすくなる。仕事に集中できずストレスが溜まったり、肌荒れにもつながります。
生活習慣を整えて生活することは大人でも子供でも必要な事です。
例えば早寝早起きをしたり、バランスの良い食生活を心がける、適度な運動をして身体を動かす・・・いつまでも健康でいるためには心がけたい事ですよね?
小学生や中学生の子どもでも、春休みや夏休みに入る前に、「規則正しい生活をしましょう」と言う言葉を学校で言われると思います。
規則正しい生活習慣は、赤ちゃんのうちから身につけておくことで、夜泣きにも対応していく事ができます。
まだ子どもが小さい新生児や乳児期の頃は、その時期に見合った生活のリズムを作ってあげることが大切です。
新生児や乳児期の頃は寝るのが仕事ですが、日中起きている時間にはカーテンを開けて日光浴をしたり、お散歩に行ったり、お部屋で遊ぶ。夜になったら、電気を消すことで寝る時間と言う事を知らせていくことです。
他の事にしても同じように、離乳食をあげる時間や入浴の時間もママのタイミングに合わせるのではなく、子どもの生活習慣を作っていくためにも、毎日同じ時間に済ませることができるとよいでしょう。
新生児や乳児でも、毎日の同じような流れで生活していくうちに、生活習慣のリズムが整ってきます。
新生児や乳児の小さい時期から生活のリズムをママが作ってあげる事で、夜泣きの回数の減少につながっていくのです。毎日、同じ時間で生活する事によって、身体の体内時計にかかわるホルモンが働き、朝と夜のサイクルが次第に分かってきます。
夜になって眠そうにしていなくても、電気を消して添い寝をすることで¨お休みの時間¨という意識を持たせます。
¨眠りそうにないから¨と思って、ママも一緒に夜更かしをしていると、夜中になって夜泣きをしたり、2歳~3歳くらいになっても夜更かしをする事が当たり前になっていきます。
睡眠の時間が定まらない事からいつまでも夜泣きをしていたり、朝になってもいつまでも起きる事ができず、ぐずって泣いて起きると言う事になってしまいます。
夜泣きを減らす為にも、新生児の時期からその時期に見合った生活のリズムを整えていく事が必要です。
4.夜泣きが辛いときの対策とは?
新生児の夜泣きが毎日続くと、ママは精神的にも肉体的にも疲れがたまりうんざりしてしまいますよね?毎日続く新生児の夜泣きにストレスが溜まり、イライラから赤ちゃんに対して手が出てしまいそうになるしまうこともあるかもしれません。
もちろん手が出てしまいそうになって「はっ!」と我に返ったなんてこともあるのではないでしょうか。
新生児の夜泣きが辛いとき、先輩ママたちはどのように乗り越えてきたのでしょうか?
・日中は散歩をしたり外に出る。
天気の良い日や赤ちゃんの体調の良い日にはできるだけ1日1回は外出をするようにしてください。
「まだ小さいから外に出すと不安」「外出して風邪をひいたら大変」・・・と、生まれて数か月たっても、いつまでも赤ちゃんと一緒にお家の中に閉じこもっていませんか?1日中ずっと家の中で過ごしていると、ストレスが溜まったり、気分転換がしたくなると思います。
赤ちゃんにとっても同じことが言えます。ずっと同じ環境の家の中にいて、ゴロゴロしているだけだと気分も憂鬱になったり、ご機嫌が悪くなったりします。
晴れた日や赤ちゃんの体調の優れている日には、ちょっとの時間だけお散歩でママと一緒に気分転換できるとよいでしょう。家から出て日光にあたったり気分転換する事で、夜泣きの解消にもつながっていきます。
外出することでいつもより疲れ、夜にぐっすり眠れたなんてことがありますよね?赤ちゃんにとってもお出かけすることは、ベビーカーに乗ていても体力を使う事となります。
いつもよりもぐっすりと眠ってくれることで夜泣きが減る事につながるかもしれません。
ただ、小さいうちはいつまでも散歩をしたり、外にいるよりかは、時間を決めて外出した方がよいでしょう。新生児や乳児はまだ体力もないので、大人と同じような感覚で長時間外に連れ出すとかえって風邪をひいてしまったり、慣れない環境で過ごしたことで体力的に疲れてしまうことがあります。
人混みや車の通りの激しい場所、空気の悪い場所は避け、外出することを心がけるとよいでしょう。
・スリングを使って抱っこをする。
個人的におすすめなのが、抱っこひもではなくスリングを使い抱っこをする事です。新生児が夜泣きをして、ママたちはもちろん赤ちゃんを最初に抱っこすると思います。
スリングは「第2の子宮」とも呼ばれていて、幅広の布をたすき掛けにして赤ちゃんを包み込むように抱っこをします。ママと新生児が「ピタッ」と密着して抱っこができる事から、新生児にとってもママのぬくもりを感じることができ安心できる抱っこひも(スリング)なのです。
スリングは新生児から使う事ができ、2歳くらいまでが対象ですが、5歳や6歳児の子供でもスリングで重さをあまり感じず抱っこできてしまうのです。さすがに6歳くらいになってスリングで抱っこされている子供はいないでしょうが・・・笑
スリングはママの腰や肩へかかる負担が少なく、いつまでも抱っこできてしまいます。長時間の抱っこに向いているので夜泣きをした時、抱っこをしてもすぐに下ろすとまた泣いてしまうと言う新生児のママにはスリングがおすすめです。
スリングはママのお腹の中にいる時と同じ態勢で赤ちゃんがママのぬくもりを感じながら寝ることができるので、夜泣きをしてしばらく抱っこをして、ぐっすり寝た時に布団へまた降ろすとよいでしょう。
・車でドライブをする。
夜泣きがひどい新生児に、先輩ママが最終的に使っていた手段が、車でのドライブでした。新生児に限らず、車に乗っていると心地よい揺れで大人でも眠くなるという事があると思います。
何をしても泣き止まない夜泣きにママは精神的にも疲れはて、車でドライブに行ったら赤ちゃんも寝てしまったと言う事があるようです。
ママとしては、「夜中にドライブなんて・・・(-“-)」と思うかもしれませんが、いつまでもずっと新生児の夜泣きと向き合うのも体力が必要です。
ママと赤ちゃんの気分転換を兼ねてドライブで夜泣きを解消するのもありかも知れませんね。
5.まとめ
今回は「新生児の夜泣きが辛い。いつからいつまで続く?対応策とは」についてお伝えしていきました。
新生児の夜泣きは生まれたときから始まり、1歳過ぎ位まで続きます。もちろん個人差があるので2歳になっても夜泣きをする子どももいれば、1歳くらいには夜泣きがなくなってしまう子どももいます。
新生児や乳児が夜泣きをする事には、夜泣きをする原因があるので焦る事はありません。2歳を過ぎても夜泣きをしているからと言って、ママが焦ったり、子どもに向かって「いつまでも泣かない」「毎日泣かないで・・・」なんて言うのは禁物です。
夜泣きをする子どもは何らかの理由があるのです。ママは子どもが安心できるように優しく抱きしめて添い寝をしてあげたり「大丈夫だよ」と安心できる言葉をかけてあげましょう。
新生児の言葉が分からない赤ちゃんでも、ママの言葉かけは安心する材料になります♡
新生児のうちから基本的な生活習慣を整えていく事が大切である事もお伝えしました。生活習慣を整えて早寝早起きを心がけたり、夜寝る時は電気を消したりする事が睡眠に大きな影響を与え、夜泣きを減らすことにもつながっていきます。
新生児の夜泣き対策としては
・スリングを使って抱っこをする
・車でドライブをする
毎日続く夜泣きに、「いつまで続く?」と泣きたくなるほど疲れ果ててしまったり睡眠不足に陥ってしまったり・・・大変だと思います。夜泣きが続くのも子どもが小さい時だけです。子供の成長と共に夜泣きも自然となくなります。
あと少し今の時期を乗り越えていきましょう。その子に合った夜泣きの対策方法を見つけ出せればママとしても安心だと思います。色々な対策を試して、夜泣きが少しでも楽になる事を願っています。