幼児のおやつ☆栄養を考えるならこれ!

幼児にとっておやつは楽しみの一つ。子供が毎日食べるおやつだからこそ、身体の事を考えて栄養のあるおやつを食べさせたいと思うのが親だと思います。

できるなら幼児に与えるおやつは無添加・無着色なものがいいと考えるものの、実際はそのようにいかないのが現実。

今回は、幼児のおやつとして簡単にできる栄養満点手作りおやつレシピと共に、栄養を考えた市販のおやつで人気の商品を紹介していきたいと思います。

1.幼児に栄養のあるおやつを出すメリット

ヨウ
こんにちは!大空育児ブロガーのヨウです。

幼児にとっておやつは欠かすことのできない栄養源。

朝昼晩の3食きちんと食事をしていれば、おやつは食べなくてもよいのでは?と思いがちですが、身体の小さな幼児は、一度にたくさんの食事を食べることができません。

子育てをしているママなら分かるでしょうが、ご飯にふりかけ・おかずを少し食べて「ごちそうさま!」なんてことが多々あります。

ほとんど食べていないのに、「もう、お腹いっぱい」と口にしたり、幼児が残した食事を親が食べるはめになったり。

せっかく、手間暇かけて栄養のある食事を作ったのに、少しの量でもお腹がいっぱいになってしまうのです。

あまりの幼児の小食ぶりに

「なんで食べないの!!」

「たくさん食べないと大きくなれないからね!」

と言いたくなる親の気持ちも分かるのですが、幼児の胃はまだ小さく消化機能が大人に比べ未熟なため、一度に多くの食事を食べることができないのです。

胃が小さいのなら幼児は、食後のデザートやおやつの別腹もないのでは?と思うのですが、そこは大人と一緒で別腹で好きなおやつは食後でも食べる子もいます。

考えてみれば、私も小さいころからおやつは別腹のタイプだったかもしれません(笑)

幼児は胃が小さい分、お腹が空くのも早かったりします。

身体の成長が著しい幼児にとって、食事だけでは補えない栄養をどのように補っていったらよいのか?

おやつで栄養を補っていきます!

食事だけでは足りない栄養をおやつで補っていくからこそ、幼児のおやつは身体によいものだったり、幼児の不足している栄養を与えていくのが理想と言えます。

もちろん、幼児の大好きなお菓子を与えるのもよいと思います。しかし、お菓子ばかりになってしまうとチョコやあめ、クッキーなど甘い物を好み、子供にとってもおやつ=お菓子となってしまい、食事の栄養を補う事とは別になってしまうので注意しましょう。

幼児がおやつで栄養を補う意味は、食事で不足しがちな栄養をおやつの時間に補給するというのが理想です。

2.栄養を考えた手作りおやつ(幼児編)

栄養のあるおやつを幼児に与えるなら、市販のおやつよりも手作りのおやつの方が断然良いと私は思っています。おやつには、食品添加物や化学調味料が入っているものが多くあります。

今回は、私が幼児におすすめする人気の栄養たっぷりおやつをご紹介したいと思います。忙しいママでも手軽に作れる簡単なおやつを選んでみました。

【人参(バナナ)蒸しパン】 調理時間5分

材料 (8号カップ4個分)

  • ホットケーキミックス 50g
  • 牛乳(水)50ml
  • 人参 1/8本くらい

☆作り方☆

  1. ホットケーキミックスと牛乳を混ぜる
  2. すりおろした人参を1に混ぜる(バナナでもよい)
  3. 2をカップの8分目まで流し込み、レンジで3分くらい温める(600W)。
  4. レンジから降ろし、爪楊枝をさして生地がついてこなければ出来上がり。
《食べた感想》

優しい味の蒸しパンでおやつに最高です。人参味の蒸しパンも、ニンジン臭さはほとんどなく食べやすかったです。

幼児なら2つくらいペロッと食べてしまいます。

私はバナナと人参で作りましたが、サツマイモやハム・ほうれん草などでも合うと思います。

時には贅沢にチョコチップを入れて作っても子供は喜ぶでしょうね♡

【栄養満点ピザ】 調理時間20分

材料 (18センチ1枚分)

  • ☆強力粉(薄力粉)100g
  • ☆ベーキングパウダー小さじ1と1/2
  • ☆砂糖 小さじ1
  • ☆塩 小さじ1/10
  • 水100ml(薄力粉の場合85ml)
  • トマトソース
  • トッピング(トマト・玉ねぎ・ピーマンなど)
  • とろけるチーズ

☆作り方☆

  1. オーブンを250度に予熱
  2. ボウルに☆を入れ泡だて器で混ぜる。水を入れ100回くらい粘りが出るまで混ぜる。
  3. 鉄板にクッキングシートをひき2をのせ、円形にしてトマトソース→トッピングする。
  4. 温まったオーブンで10~13分焼き出来上がり。

※オーブンから取り出して粗熱をとるとモチモチした生地になります。

《食べた感想》

夕飯まではまだ時間があるけれども重いものが食べたいときのおやつに良いです。

食べ盛りの甥っ子が来た時におやつによく作っています。

ピザにする事で、野菜嫌いの幼児も食べられる事が多いです。

野菜は幼児のために細かく刻んであげても良いでしょう。色々な野菜をトッピングする事で栄養もありますね!

幼児と一緒に、ピザのトッピングをすると楽しいです♡食べきれなかったピザはラップに包んで冷凍して置き、食べるときにオープントースターで焼けばまた美味しく食べられます。

【サツマイモの素揚げ】 調理時間10分

材料

  • サツマイモ

☆作り方☆

  1. サツマイモを食べやすい大きさに切ってボウルに入れ水に浸しておく。
  2. 1の水を切り、ボウルにラップをしてレンジで5分くらい加熱する。
  3. 中まで柔らかくなったら、油で素揚げして、周りがカリカリになったら出来上がり。

※幼児にも大人気の大学芋にしてもいいですね。→大学芋の作り方はこちらの記事をご覧ください。

《食べた感想》

サツマイモは栄養があり消化も良いので、おやつにも適しています。

サツマイモは素揚げする事で甘さも出るので、甘いおやつが食べたい時に食べるのも良いと思います。

簡単に作れて、美味しいです。保育園などのおやつでもサツマイモは使われて入れ、ふかし芋や素揚げ・大学芋など色々なおやつのバリエーションが豊富です♡

幼児が好むグミやチョコレート、あめ、クッキーなど普段スーパーやコンビニで売られているお菓子のほとんどが何かしらの添加物が使われている事が多いです。

絶対に食べてはいけないと言うわけではなく、幼児の身体の事を考えると、おやつは市販の物よりも、できるだけ安心安全な栄養のある手作りおやつを食べさせてあげたいと思っています。

幼児にとってママの作るおやつは愛情たっぷりです。

親子でおやつ作りもできちゃうので、身体によいと言うだけではなく、幼児とのコミュニケーション作りにもつながってきます。

子どもの成長と共に親子の会話も減ってしまうので、一緒におやつを作りながらの会話は一石二鳥だと感じます(*^^*)

3.市販のおやつ。幼児にあげるならこれ!

最近は、市販の幼児おやつでも安心なものがでてきています。

栄養を考えられた野菜クッキーだったり、添加物なしのスナック菓子・保存料や着色料なしと記入してある安全なおやつまであります。

私がおすすめする市販のおやつ

☆1歳からのかっぱえびせん

誰もが知っている定番のかっぱえびせん。

大人から子供まで大好きなおやつです。

1歳からのかっぱえびせんは、油を使わず、塩分が通常のものに比べて少なく幼児向けに作られています。

幼児向けに食べやすい大きさになっていて、持ち運びに便利な小分けサイズもあるので、外出先での幼児のおやつとしても便利です。

☆たまごボーロ

昔からあるたまごボーロ。赤ちゃんが食べるイメージがありますが、3歳の甥っ子も大好きなおやつなので、幼児でもイケます!

保存料や着色料など使っていないものが多く、身体にも安心です。甥っ子は、食べるときにボーロを並べて数えたりしながら1つづつ食べています(笑)

☆小岩井生乳100%ヨーグルト

健康のために乳酸菌をとらせたいと言うママも多いと思います。

小岩井のヨーグルトは酸味が少なく、なめらかで幼児も食べやすのでおすすめのヨーグルトです。

砂糖を入れないと甘さはないので、フルーツをのせたり、きなことはちみつをトッピングしておやつに食べるのも美味しいです。

きなこは大豆からできているので、栄養もありヨーグルトにも合います。

私もこのヨーグルトが大好きで、きなことはちみつをのせて食べています。

市販のおやつは、食品添加物などほとんど気にしないで買う親の方が多いのかと思っていたのですが、幼児に与えるおやつは安心なものが良いと気にしている親もいるのが分かった出来事が5年ほど前にありました。

以前、ハロウィンでゲームを行いプレゼントとして子どもにお菓子が配られました。

その中には駄菓子の詰め合わせでう○○棒も入っていました。美味しいし私も大好きな駄菓子ですが、4歳の幼児のママから「う○○棒はちょっと・・・子供には良くないですよね?」と言う意見がありました。

子供に与えるおやつを気にしている親もいるのだと言う事が私はその時に分かったのです。

それ以降、ハロウィンのおやつも変更になり、幼児のママたちが安心して食べさせることができる手作りのクッキーやカップケーキになりました。

おやつの袋に記載されている原材料名全てを気にしてしまうときりがないですけど、幼児の身体の事を考えて、食品添加物にも少しは目を止める習慣をつけていきたいものです。

4.子供にとって不足しがちな栄養とは?

個人的に、幼児にとってもらいたい栄養と言えば、カルシウムビタミンです。

成長過程の子供たちにとって丈夫な骨を作るカルシウムは欠かせません。

私の家では、子供の頃から親に毎日牛乳を飲むように習慣付けられていました。おやつの時間に牛乳を飲み、食事の時もお水又は牛乳でした。大人になった現在も牛乳は大好きで、毎日飲んでいます。

そのせいか、私は骨太です(笑)骨量も他の人に比べ多いようです。

大きな怪我もほとんどしたことがないし、骨が丈夫な事は間違いないと思います。

ある程度、年を取ると骨がもろくなりやすく、怪我をした時に骨折しやすくなってしまうので、幼児の時から牛乳やチーズ・ヨーグルトなどカルシウムを摂取して丈夫な骨を作っていく事が大切だと思います。

また幼児にとってビタミンも大切な栄養素です。

ビタミンD欠乏症になってしまうと、骨の成長に障害をもたらし、手足の変形(O脚など)や姿勢が悪くなり身長が伸びなくなってしまうこともあるようです。

私の中でビタミンと言うと、果物と言うイメージですが、ビタミンはきのこやレバー・卵・乳製品・アーモンド・魚にも入っていて果物以外の食品でもたっぷりの栄養が摂取できるのです。

ビタミンの中でも幼児に不足しがちなのはビタミンDなので、きのこやメカジキ・オレンジジュース・ヨーグルトなども摂取していけるとよいでしょう。

毎日栄養バランスの良い食事を摂取していれば、不足してしまう事もないのでしょうが、好きな食べ物を好む幼児にとっては、栄養バランスの良い食事を毎日続ける事はとても難しいものです。

離乳食では何でも食べていた乳児も、幼児になり好き嫌いが出てくる子もいれば、小食で白米を食べておかずに手をつけないまま食事が終わってしまう幼児もいるでしょう。

栄養バランスのよい食生活を幼児の頃から習慣付ける事によって、大人になっても健康的な生活ができるのだと思っています。

5.まとめ

今回は、「幼児のおやつ」について書いてみました。幼児が毎日食べるおやつは、できれば健康によいもと言う事は誰もが分かっている事だと思います。

しかし、子育てに家事・仕事に忙しいママにとって栄養のある手作りおやつを毎回作って幼児に食べさせるのは大変な事です。

時間がかかる手作りおやつは難しいけれど、簡単なおやつなら作れそうという隙間時間に、今回紹介させてもらった人参蒸しパン・ふかし芋・栄養満点ピザを参考にして頂けたらと思います。

30分あれば美味しく栄養のあるおやつがお家でできてしまうと言う気軽さ!

市販のおやつでも、意外と気にかけていると食品添加物が不使用のものが目にとまるようになってきました。

ローソンでもローソンセレクトからノンフライのお菓子や体に優しいおやつを発売しています。

子供の食べるおやつ全てに気を配ってしまうとママも大変になってしまうので、無理しすぎない程度に食品添加物などに気を付けて安心なおやつを幼児に食べさせてあげてほしいと思います。

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