トイレトレーニングがうまくいかない!イライラを解消する3つの方法。

子どものトイレトレーニングがうまくいかない事でイライラする気持ちはよく分かります。

しかし、トイレトレーニングをする上で、ママがイライラしてしまう事は子どもにとって逆効果になってしまいます。

子どもにとってトイレトレーニングは簡単な事ではありません。

「トイレトレーニングがうまくいかない時に実践してほしい事とママのイライラ解消法」についてご紹介していきます。

1.トイレトレーニングがうまくいかないのはなぜ?

ヨウ
こんにちは!大空育児ブロガーのヨウ(@oozoraikuji07)です

ママにとっても子どものトイレトレーニングは大変です。

子どもに教えてすぐにうまくいくものでもないし、トイレトレーニングは長い目で見守っていく事が必要です。

子どものトイレトレーニングが中々うまくいかないことで悩んでいるママはたくさんいます。

一人で悩んでも、色々考えてしまい頭の中がモヤモヤ・イライラするだけです。

子どものトイレトレーニングは、先輩ママの情報を参考にしたり、保育園の先生や保健師さんに相談してアドバイスをもらって、すっきりさせてしまった方が楽になりますよ。

トイレトレーニングがうまくいかない原因に多い理由には次のような事が考えられます。

  • トイレトレーニングを始めてすぐに子どもをトイレに座らせてしまう。
  • 子どものトイレトレーニングの時期ではない。
  • 親の焦りが子どものトイレトレーニングに影響している。

・順序よくトイレトレーニングが出来ていない

トイレトレーニングをする上で大切なのは、手順(流れ)です。まずは絵本を見せたり、トイレに興味を持たせたりすることからトイレトレーニングを始めることが大切です。初めからトイレに座らせてしまうとトイレに対する恐怖心があったりして後からトイレを嫌がる原因につながる事も考えられます。

トイレトレーニングの流れについて参考にしてほしい記事です⇒2歳児、トイトレの進め方。現役保育士が教えます!

子どもにとって個室のトイレは慣れるまで不安がある事も多いです。不安な気持ちがあるとトイレトレーニングも中々うまくいかないでしょう。

トイレトレーニングをする上で、子どもの不安な気持ちはゆっくりと取り除いてあげましょう。慌てずに子どものトイレトレーニングを進めていくことが大切です。

・子どもがおしっこのでる感覚を分かっていない

トイレトレーニングを始めてもうまくいかないことが多い。子どもがおしっこの出る感覚をつかめていないことが原因かもしれません。トイレに座ってもすぐに立ち上がり「出ない」と言ったり、便座に座っても違う事に興味を示したり、おしっこをするような感じではない。

きっと子どもが、まだおしっこが出ると言う感覚をつかめていないのかも知れません。

おしっこの出る感覚が分かってしまえば、トイレトレーニングもスムーズになってきます。初めはうまくいかないのが普通です。

おしっこが出た時の感覚は分かっても、出る前の感覚は子どもには難しいものがあります。

子どもがおしっこの出る感じをつかめていないと、なかなかトイレでの排泄は難しいですが、タイミングが合えばまれに成功する事もあるので、子どものトイレトレーニングを毎日続けていく事が大切です。

・トイレトレーニングの時期ではない

オムツにおしっこが出ている事で子どもがぬれていて気持ち悪いと感じたり、おしっこの出る感じが分かってくるとトイレトレーニングもうまくいく可能性が出てきます。

しかし、おしっこの出る感じがわからなかったり、出たあとのぬれている不快感を感じずにいるようであると、トイレトレーニングも今のタイミングでは中々うまくいかないと感じます。

おしっこの出る感覚が分かってくると、おもちゃ遊びをしていても出る時に立ち止まっていたり、ちょっと親から離れたところでする子もいます。

子どもが遊んでいたり、何かをしている時におしっこをしてから「シーシ出た!」と教えてくれる子も多いです。

年齢にもよりますが、3~4歳くらいになりトイレトレーニングが済んでいない子は、だいたいおしっこの出る感じは分かってきています。ただ、出るタイミングが分からなかったり、トイレでするのが嫌だったりする事も考えられます。

実際に私の園でも、3歳の子どもでおしっこの出る感じは分かっているのに、トイレでおしっこをするのに抵抗があり、出さない子もいました。

トイレに座る練習を毎日する事や、お家でも練習してもらう事で1年ほどかけて成功しました。

1回成功してしまったら、その後は今までのが嘘のように、トイレでおしっこをする事が日常になったと言う例もあります。

また、トイレトレーニングは、春や夏など暖かい時期に行うのがポイントです。

寒い時期になってしまうと、身体も冷えて子どもでもトイレが近くなったりします。

トイレトレーニングを始めるのであれば、春や夏になってからの方が成功もしやすいと言われています。

2.親のイライラ・あせりがうまくいかない原因?

子どものトイレトレーニングにイライラしてしまったり、焦る気持ちは十分わかります。

トイレトレーニングがうまくいかない事でイライラが溜まったり、子どもにあたってしまいそうになった経験を持つママも多くいます。

ヨウ

実際に、子どもの親からトイレトレーニングがうまくいかない事でイライラしてしまうと言う話を聞いたこともあります。

「家でトレーニングパンツで過ごしていても失敗ばかりで洗濯や掃除が大変。やっている意味があるのか分からない・・・。」と言うお話でした。

確かにトレーニングパンツでおしっこの失敗ばかりされるとママが大変になってしまいますよね。

しかし、トイレトレーニングには失敗がつきものです。

ママがイライラしてしまう事で、子どものトイレトレーニングに対するやる気もなくなってしまいます。

あまり焦らず、気持ちを楽にすることでイライラも少なくなります。

子どものトイレトレーニングは、ママがイライラしないようにゆっくりと、気持ちを楽にして進めていきましょう。

3.トイレトレーンングがうまくいかない時に試してほしい事

子どものおしっこの出るタイミングや時間がある程度わかれば、トイレトレーニングもスムーズになってきます。

実際に保育園では、ある程度、園生活の流れができているので、決まった時間に毎日トイレに行くようになります。

トイレトレーニングをしている子も、毎日の習慣でトイレで出来るようになってきます。

しかし、家では中々時間を決めてトイレトレーニングをする事が難しいこともあるでしょう。

子どもがトイレに行くのを嫌がってしまったり、ママが子育てや家事で忙しくて手が離せなかったりで、トイレトレーニングまで手が回らなかったりします。

うまくいかないトイレトレーニングにイライラしてしまう事もあると思います。

お家だとトイレに行く時間も、ママの家事が落ち着いてからや子どもの遊びが一区切りしてからと毎日バラバラの時間になってしまう事が多くありますよね。

しかし、子どものおしっこの時間帯・リズムをつかんでしまえばトイレトレーニングのうまくいかない悩みも解消するはずです。

子どものトイレトレーニングが楽になる事でママのイライラも自然と減ってきます(笑)

それだけ、トイレトレーニングはママにとっても大変と言う事なのでしょう。

トイレトレーニングがうまくいかない時には、おしっこのリズムをつかむ事が必要なのですが、実際に子どもの排尿感覚を調べることがよいと言われています。

子どものトイレトレーニングを始めて、トイレに座っても中々タイミングが合わずトイレでおしっこがでない事に悩んでいるママからの相談がすくすくテレビで紹介されました。

トイレで座った後にオムツに出ていることもあり、トイレトレーニングがうまくいかない事の悩みを専門の方が答えてくれていました。

実際にお子さんの排尿間隔を調べましょう。 最初にオムツを替えた時間を確認し、30分間隔で、オムツの具合を調べて、次のおしっこまでの間隔を調べてください。パンツの場合は、何分パンツが乾いたままでいられるかを確認しましょう。 調べた排尿間隔に合わせるようにしてトイレに連れていくと、タイミングが合って、おしっこが出ることがあります。 大人でも、ぼうこうにおしっこが溜まって出したいと思わないと、トイレはできないですよね。 排尿間隔を調べて、子どもがトイレに行きたいと思うタイミングを狙ってみてください。 「トイレトレーニング」と言うと、「私が頑張らなきゃ!」と思われるママが多いのですが、ママが頑張ることではありません。ママが頑張ると、それが子どもの負担になることもあります。 トイレでおしっこやうんちを出すことは、体の機能が出来上がると、簡単にできるもの。排尿間隔をつかむことが、トイレトレーニングの一番のポイントになります。

回答:井桁 容子さん                    すくすく子育てさんより引用

トイレトレーニングだからといって、排尿だけが大事なのではありません。 例えば、ズボンやパンツの上げおろしができたり、便座に座れたりするだけでも、それは子どもができるようになったことです。 トイレでおしっこができなくても、できるようになったことは褒めてあげるといいと思います。 「できることが増えた」と思うと、子どもの自信にもつながります。 できることから一歩ずつ順番にすることで、安心してトイレトレーニングに取り組めるかと思います。

回答:坂上 裕子さん                    すくすく子育てさんより引用

こちらの回答はNHK子育てテレビ、すくすく子育てさんで紹介された内容です。

子どものトイレトレーニングは、どうしてもママ自身も力が入ってしまいますが、専門の方の意見を聞くと、もう少し楽に考えてトイレトレーニングを行ってもよいのかなと思います。

ママが頑張らないと!と思ってしまう事で、子どももトイレトレーニングが嫌になってしまい、嫌がる子どもの姿にママがイライラしたりストレスが溜まると言う原因につながってしまいます。

トイレトレーニングは、トイレでおしっこができた!と言う事に限らず、ズボンやパンツが自分で履けるようになったり、トイレに座る事がちょっとずつできるようになった事でも、子どもを認めてあげ褒めることが大切だと思います。

子どもに自信をつけさせることで、ちょっとずつ子どもは成長していきます。

トイレトレーニングも、できる事から少しずつ前に進んでいく事で、最後にはおしっこだけでなくうんちも上手に出来るようになります。

NHKのすくすく子育てテレビでは、子育て真っ最中のママに役立つ情報が聞けたり、HPでは、ママからの子育ての悩みに答えたりと色々と役立つ内容が紹介されています。

4.トイレトレーニングのイライラを解消する3つの方法

子どものトイレトレーニングは、ママも長期戦で向き合っていかなければならないことです。

だからこそ、イライラせずに子どもと一緒にトイレトレーニングを行う事が大切です。

なかなかうまくいかない大変なトイレトレーニングだからこそ、楽しく行いたいもの!

ママがイライラしてしまう事で、自分自身が子どものトイレトレーニングに力が入らなかったり、子どものやる気を低下させてしまう事があります。

子どもはママの怒った顔やイライラしている雰囲気など敏感に感じます。せっかく子どもと向き合うのであれば、トイレトレーニングも楽しく進めていきたいですね。

実際、2歳や3歳の子どもは反抗期や、わがままだったりで中々ママの思うようには動いてくれません。うまくいかないトイレトレーニングでママがイライラした時に、実践したい3つの方法とは!

  • トイレトレーニングの事だけを考えない
  • 周りの子と比べてトイレトレーニングをしない
  • 子どもとたくさん関わる

・トイレトレーニングの事だけを考えない

子どものトイレトレーニングに夢中になりすぎてしまうと、他の事が見えなくなってしまう事があります。子どものおむつを早く卒業させたい気持ちはママならみんな一緒です。

ママが一生懸命になりすぎてイライラしてしまい、子どものトイレトレーニングがうまくいかないと言う話はよくあります。トイレトレーニングをしていればいつかは必ずオムツが取れる!と言う楽な気持ちで子どもと一緒に、トイレトレーニングに向き合っていいと思います。

気持ちが楽になるだけで、心も落ち着き安心できるためママのイライラはかなり楽になるでしょう。

・周りの子と比べてトイレトレーニングをしない

周りの子がオムツを卒業してパンツになった!と言う事をきっかけに自分の子のトイレトレーニングを始めるママも多くいます。もちろん、それを機に親子で頑張ることもよいでしょう。

しかし、トイレトレーニングにも個人差があります。

半年くらいでオムツが取れてしまう子もいれば、1年たってもトイレトレーニングがうまくいかない子もいます。

周りの子がトイレトレーニングに成功する事で、ママが焦りを感じたり、今まで以上にトイレトレーニングに力を入れたりする事は、子どもにとって大きな負担となってしまいます。

周りの子がオムツを卒業しても、うちの子はまだ・・・それを否定的に考えたり比べたりする必要は全くありません。周りの子と比べる事が、ママのイライラを作っている原因でもあります。

実際に、うまくいかない事が多くても、トイレトレーニングを続けていれば周りの子と同じようにオムツを卒業する日が来ます。我が子を信じて、子どものペースで進めていってあげましょう。

・子どもとたくさん関わる

子どもは、一番身近な存在の大好きなママやパパには感情を思い切りぶつけます。

トイレトレーニングをしていると、必ず「トイレに行きたくない」「オムツでいい」などトイレを嫌がるときが一度はくると思います。

保育園ではお友達がトイレに行っているから・・・と流れでトイレトレーニングをできますが、お家だと中々うまくいかない事も多くあるようです。

トイレトレーニングは親子で頑張っていかないとうまくいかないものです。子どもだけが頑張ってもだめ。ママだけ頑張ってもイライラするだけ。

だからこそ、親子での関わりが大切になってきます。

トイレトレーニングの時だけ、ママが子どもにトイレに誘っても「行きたくない」「後で行く」イライラする一方でうまくいくはずがありません。

日頃から、親子での会話があったり、一緒に関わって遊ぶことで色々な発見が見えてきます。

どんなふうに誘ったら子どもが楽しくトイレトレーニングをしてくれるか?子どもがトイレに興味を持つためにはどうしたらよいか?

子どもとたくさん関わり、子どもがトイレトレーニングに興味を持ってくれるように仕向けていく事が大切です。

子どもが「トイレがイヤ」となった時に、ママがイライラしないためにも、様々な視線で子どもを見つめトイレトレーニングが楽しいとなるように親子の関わりを大切にして欲しいと思います。

5.まとめ

いかがでしたか?

今回はトイレトレーニングがうまくいかない原因とイライラを解消するために試してほしい事についてまとめてみました。

トイレトレーニングを1年以上ずっと続けていても、おしっこが1回も成功しないと言う時には、何かしらトイレトレーニングに対しての原因があるはずです。

  • 子どもの年齢が小さい。
  • トイレトレーニングの手順がよくない。
  • 子どもが、おしっこの出る感覚を分かっていない

子どものトイレトレーニングがうまくいかない理由をさぐっていく事も大切です。

トイレトレーニングは、すぐに成功するものでもありません。

子どものトイレトレーニングを、長い目で見守っていく事が必要になるので焦りは禁物です。

子どもがおしっこのでる感覚が分かれば、その先はスムーズにいくことも多いのですが、それまで時間がかかる子も多くいることを頭に入れておきましょう。

トイレトレーニングは親子で楽しく行う事が大切になってきます。

ママだけが先走って子どもにトイレトレーニングにを進めたり、子どもを焦らせてもうまくいかないでしょう。

ママが周囲を気にして焦って進めたり、夢中になりすぎてしまう事はイライラする原因につながります。

「必ずトイレトレーニングから卒業できる日が来る」と言う楽な気持ちで、トイレトレーニングを進めていってほしいと思います。

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